『大人のピアノ~長続きのコツ』

『大人のピアノ~長続きのコツ』(大村典子・大崎妙子著)を読みました。

ピアノを練習するようになって、ピアノの話題に触れるためにポツポツ関連の本を読んでます。ここ最近では、

ここ数年はウクレレやピアノ、英語学習などに多くの時間を割いて、あまり本を読んでなかったんですが、5月にピアノを始めてからちょいちょいピアノ関...
『ピアニストの脳を科学する:超絶技巧のメカニズム』(古屋晋一著)を読み終えました。 ピアニストの脳を科学する: 超絶技...

などです。

ピアノに関する本を読んだからといって、うまく弾けるようになるわけではないですが、独学でやってるので日々の練習のヒントとかTIPSが転がってないかと思って読んでる部分もあります。

今回の本は、中高年や高齢者を対象にしたピアノ教室などを運営している著者2人が対話形式で、いかに大人にピアノを長く続けてもらうかについて書かれています。

なので、わたしのような独学でピアノをやってる人に参考になるようなことはそれほど多くはありませんが「独習者のピアノ・アプローチ法」として数ページ書かれています。

要約では、

●弾きたい曲にいきなりチャレンジしよう!
-短い時間でも、毎日練習すると効果的
●1曲マスターで自信をつけよう!
-曲をブロックごとに細かく切って切って練習すれば能率的
●自分の感覚で自由に弾こう!
-楽譜の記号にとらわれず自由に
-弾き手が満足することが一番

といった感じです。

いずれも、いまわたしが課題曲としてやっていることなので、これでいいんだなと背中を押してもらったような気分です。

また、大人にピアノを教える時には、子供にするような進度のカリキュラムを作らないほうがいいという文脈で

「三歩進んで二歩下がる」のが大人の技術

というのがあり、まさに最近のわたしがこの状態で、これまた「焦ってやってもしかたない、のんびりやっていこう」と思うことができる一節でした。

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