『蜜蜂と遠雷』

『蜜蜂と遠雷』(恩田陸著)を読みました。

今年の秋に映画されて公開予定で、たぶんそれ関連のなにかをテレビで見て、ピアノの映画だということに気づいて、ピアノが趣味のわたしとしては「これは見なくては」とさっそく図書館に借りに行きました。

でも、直木賞と本屋大賞ダブル受賞作ということで、何十人待ちみたいな状態。で、しょうがないので予約しておいたのが、もういつのことだったかも思い出せないくらい前のこと。

それが忘れたころに予約確保の連絡が来て、ようやく入手することができました。

いざ手にしてみるとハードカバーの二段組で500ページの重量級。このところ本を読んでないので貸出期間中に読み切れるかちょっと不安でしたが、さすがはダブル受賞作、最後までまったく飽きずにさくさく読み切ることができました。

ピアノコンクールを舞台とした小説ですが、演奏をどうやって表現するのかと思いきや、その曲の持つ情景や演奏者の心境、審査員や聴衆の感じ方、作者オリジナル(?)のストーリーなど様々な方法で表現され、さもその演奏を聴いたかのような感覚を味わうことができました。

そういった表現のおかげか、作品中で演奏された曲を聴きたくなってます。と思ったらやっぱりCDが出ました。しかも、主人公4名のコンクール演奏曲をすべて収録した8枚組の完全版なんてのも。

さすがにCDを買おうとは思いませんが、YouTubeとかで気になる曲はチェックしていこうと思ってます。

映画もきっと観ると思います。

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