『ピアニストの脳を科学する』に励まされる

趣味のピアノ練習のかたわら、ピアノに関する本を少しずつ読んでいて、先日も記事を書きました。

『「ピアノ力」をつける!-これなら弾ける、かならず続く』(角聖子著)という本を読みました。 「ピアノ力」をつける!―こ...

いまは『ピアニストの脳を科学する:超絶技巧のメカニズム』(古屋晋一著)を少しずつ読んでいます。

まだ半分くらいしか読んでないですが、この本は楽器練習者を元気づけてくれるようなエッセンスがけっこう出てきていいですね。

というわけで、まだ途中ですがいくつか紹介します。

しかし、大人になっても脳の神経細胞は増えるのです。ピアノを始めるのがたとえ遅くても、練習時間さえたくさん確保すれば、いつからでも上手になるチャンスは残されています。

ピアニストが複雑な旋律をまるで話すように奏でられるのは、ピアノを弾くための脳の神経細胞が多いからで、それを増やすには11歳までの練習量に比例するそうですが、大人になってからでもまだチャンスはある、と。

「楽器を弾けば弾くほど、耳が良くなって、わずかな音色やハーモニーの違いが聴きとれるようになり、音楽を深く繊細に感じられる」というわけです。
音楽を鑑賞するのが好きな方は、何か楽器を始めてみるのもよいかもしれません。音楽を奏でる喜びに出会えるだけでなく、音楽を鑑賞する愉しみも、より深まるかもしれないからです。

自分で楽器を鳴らした音を聴くとメロディやリズムを処理する聴覚野の働きを良くするそうです。楽器を弾くことで音楽ライフがより豊かになるってことですかね。

音楽訓練の効果が言葉を処理する能力に転移し、訓練していない言語を聴きとる能力までもが向上する。

こちらも「聴く」ということに関係してますが、音楽家は微妙なピッチの差を感じる能力に長けているそうで、それが異国の言語の聴覚能力の向上につながるということのようです。

わたしのもうひとつの趣味はリスニングを目的とした英語学習なんですが、そちらにもいい影響があるといいな、と。

まだ半分以上ページが残ってますが、ここから先も楽しみです。

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