使わなくなったノートPCにUSBカメラを付けてリモートドアスコープとして使用してます。
このPC、先月後半あたりから調子が悪くなったので先日OS(Linux)を再インストールしてしばらくは調子がいいかと思ったら、今週に入ってからリブート頻発&リブート途中でハングアップするなどして、ついに起動しなくなってしまいました。
まあ、16年前のモノなのでさすがに寿命ということで引退。
で、もう手元にこの用途で使える不要PCがないので、今年の2月に買ったタブレットPCに同じLubuntuを入れて運用することにしました。
タブレットPCはちょっとハードウェアが特殊な気がして、すんなりLinuxがインストールできるか心配でしたがあっさり成功。素の状態でタッチパッドも有効でした。
さっそく、前のPCと同様の手順で、USBカメラ&motion、Samba、OpenSSHなどを設定して、以前と同様に運用できることを確認。
タブレットの内臓バッテリーをACアダプタで24時間通電してるとおそらくあっという間にダメになりそうなので、リアパネルを外して内臓バッテリーのコネクタを外した状態でOSが起動できることを確認。
Bluetoothは不要なので多少なりとも省電力でオフ(’bluetoothctl power off’)。
玄関でドアスコープをディスプレイで確認することがたまにあるけど、解像度が高すぎて指先でタッチしづらいのでLXQtの設定で変更。
とまあこんな感じでサクッと入れ替え完了しました。
運用してみて感じたこととしては、
(以前はCPUファンの音が静かな玄関でけっこう響いてた)
・発熱もほぼない
(以前はCPUを中心にけっこう熱かった)
・軽量コンパクトでスマート
(以前はB5ノートだったがキーボードが180度オープン不可で威圧感があった)
・タッチパネルでドアスコープをモニタできる
(以前もタッチパッドでできたがタッチパネルの方がラク)
・省電力が期待できそう
(CPUはAtomだし設計そのものがノートPCよりタブレットの方が省電力と期待)
・以前よりサクサク動く
(録画のコマ落ち頻度が低い、Sambaクライアントからの反応も速い)
といいことだらけ。
以前よりサクサク動くのは、CPUはAtomだけど以前はCore2Duoのシングル使いだったし、メモリ4GB(以前は1.5GB)、SSD(以前はHDD)ということを考えると当然ですな。
感覚的には軽用途の24時間通電サーバーとしてならAtom搭載タブレットPCはかなり有効ではないかと。
課題としては、
・フロント&リアカメラのLEDが点灯しっぱなし
といった感じでたいした問題ではないので、そのうち気が向いたら調べようと思います。
ちなみに、このタブレットPCのこれまでの主な用途の代用については、
→以前のAndroidタブレット(Nexus7)復活
・ピアノ練習時の楽譜ビューワー
→新たに中古PCを買ったのでそれを使う
・旅行時などの持ち出しPC
→新たに買った中古PCまたは一昨年買ったノートPC
という感じ。
新たに買った中古PCについてはまたいずれ。