昨晩、わが家恒例の週末ぜいたくとして、カミさんのリクエストにより近所の鳥貴族に行きました。
なんかしっくりこない
鳥貴族といえば全メニュー280円で、均一価格設定居酒屋の先駆け的な存在です。
たしかに、大きめの焼鳥が2本、つくねも2本、おかわり自由のキャベツ盛、テーブルで炊く釜めし、ドリンクも角ハイボールやサワー系もすべて280円というのは安い感じはするんですけど、なんかしっくりこないんですよね。
焼鳥以外のメニューのバラエティー感がないというか、あまり食べたいものがないというか、昨日も結局、上に書いたもの以外は枝豆とチキン南蛮くらいですし。
で、あまり納得感がないまま会計が約4,200円というのがまたしっくりこない感じです。
大人2人でそこそこ飲み食いして4,200円だったら安い方だと思いますが、飲みたいものを飲んで食べたいものを食べた感覚があまりない感じです。
まあ、安いチェーン系居酒屋にケチをつけるのは天にツバ吐く行為と承知しつつ、同じチェーン系居酒屋ということでいえば、扇屋系列の方がわたしとしては圧倒的に納得感があります。
メニューのバラエティー感、ホッピーがあること、店員さんの気持ちよさ、客層、価格、どれをとってもわたしには扇屋が合っているようです。
居酒屋に行く意義が薄れつつある
さて、今回わたしはあることに気づきました。
それは、なんだか居酒屋が苦手になってきてるな、ということです。
昨日も近くの席で、わたしと同世代くらいの男女10人くらいのグループが大盛り上がりで、そのボリュームを煩わしく感じていました。
彼らが度を過ぎてうるさかったというわけではなく、カミさんは声が小さい方なのでゆっくり会話しにくいということもありましたが、昨日特に感じたのは、そういうにぎやかなところにいるだけで疲労感を感じる、ということでした。
これは昨日いきなり感じたのではなく、リタイアして以降、たまに旧友と居酒屋で飲んだりしたときにも周りの喧噪を煩わしく感じた記憶があるので、徐々に辛くなってきた感じでしょうか。
リタイアして居酒屋などに行く機会が激減して、そういった喧噪に不慣れになってきているのかもしれませんし、むしろ静かな環境に暮らすことに慣れてきてそれを好んでいるという自覚もあります。
以前は家より外で呑むほうがなんだかワクワクして好きでしたが、そろそろそういう機会を減らしてもいいのかなと考えつつあります。
居酒屋で使う金額を考えると、そこそこおいしいものが食べられる飲食店に行くという選択肢もありますし、なにより居酒屋にいるだけで疲れるのであれば、そこで呑むことの意義というのは薄くなってきていると感じる今日この頃です。