流行語大賞と朝ドラ反省会タグとNHK報道

昨日、新語・流行語大賞のノミネートが発表されました。

わたしはこのイベントにはあまり興味ないんですが、今回はちょっと面白いことが。

ノミネートされた中に「#ちむどんどん反省会」というTwitterのハッシュタグが入ってました。

このタグはNHKの朝ドラ「ちむどんどん」に関するもので、どちらかというと批判的なツイートのためのタグでした。

このドラマ、一部でいろいろ物議を醸して、わたしも観ててモヤモヤした中でこのタグを見つけてよくチェックしてました。

でまあ、本稿執筆時点でTwitterではノミネートされたことについて批判的な意見がわりと目立つ印象ですが、それはともかく興味深いのはNHKの報道です。

ノミネートが発表された昨日の夕方か19時のニュースで、若干違和感はありつつもわりと普通に報道されてました。

違和感というのは、この手のニュースの場合、全ノミネート語一覧を表示するように思うんですが、昨日は画面の右下にいくつかピックアップして表示して「今年はプロ野球が〜」とか「政治関係で〜」とか紹介する形。全部は見せてくれないのね的な。

そのときはそういうこともあるかなくらいだったんですが、その後カミさんがネットニュースかなんかで例のタグがノミネートされてたことを見つけて、夕方のニュースでこのタグに触れてなかったことに気づきました。

そういえば夕方のニュースのは録画されたやつっぽくて、生でアナウンサーが感想を言うようなシーンはなかったなと。

その後21時の1時間枠のニュースではどうするのかと思ってたら流行語大賞には一切触れず。

そして今朝6時からの2時間枠のニュースではAIによる自動音声で発表の事実といくつかのノミネート語と大賞の発表時期だけサラッと短く。もちろん例のタグには触れず。

まあ考えてみたらアナウンサーも困っちゃうでしょうね。タグの性質上ノミネートされたことを喜ぶわけにもいかないし、逆にタグについて何か弁明しようものなら新たな火種になりかねない。かといって流行語大賞関連のニュースを完全スルーするのも不自然。

思うに、昨日の夕方のニュースではこのニュースをやらないわけにはいかないので例のタグには触れない形で放送、そのタグが触れられてないことに相当数の意見などがNHKに寄せられて扱いに困り夜のニュースではスルー、翌朝のニュースでは昨日の出来事として流行語大賞完全スルーはまずいと考えAIで軽く流したという感じでしょうか。

たぶんNHKとしては今回の件についてはこれで終わりにしたいところでしょう。

しかし、ないとは思うけど仮にこのタグが大賞をとったらNHKはどう報道するんだろうか。これはかなり興味がありますな。

あのドラマについてはNHKや制作者に説明していただきたい面(ヘイトではなく純粋に脚本・演出の批判・批評・検証として)があると思ってる人はかなりいると思うので。

最近は流行語大賞そのものに批判的な意見があるようで、このタグのノミネートを疑問視するのもわからないでもないけど、選考側の確信犯的な側面もあるのではないかという感じもしなくもない。

ちなみにNHKのニュースサイトNEWS WEBでは、昨日14時台に早々に各語についての軽い説明付きで掲載され、例のタグにも触れられてます。

#ちむどんどん反省会
NHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』の視聴者の間で、放送後に内容を話題にするツイートが大流行。 「ちむ」は「肝」のことで「わくわくする」を意味するが、毎朝のドラマの展開に「ワクワクよりも、ドキドキして心配になる」という声が多かった。

う〜む、微妙な表現…

なお、毎日モヤモヤしながらも「毒を食らわば皿まで」的に最終回まで完走した身としては、このタグは事の是非はともかくそれなりのホットワードだったのでノミネート自体は「さもありなん」です。

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