今使ってる電子ピアノ(KORG D1)は非常にシンプルな構成でスピーカーや外部入力端子がありません。
音源などに合わせて練習するときは、PCの外部スピーカーに電子ピアノを接続&LINE端子にiPhoneを接続で同時に鳴らしてます。
でも、カミさんがテレワークとかで音が出せないときなんかはこれができない。
外部スピーカーにヘッドホン端子があるので、そこにヘッドホンを接続すればできなくはないけど、外部スピーカーが非常に動かしづらいところにあるのでちとめんどくさい。
じゃあミキサーでも買うかとなるわけです。
ミキサーといってもDTMをやったりするわけではないので、シンプルに2チャンネルあればいいわけで、できるだけ安いやつをフリマやオークションサイト、リサイクルショップで中古を物色してました。
機種としてはだいたい限られてきて、BEHRINGER XENYX502とかClassic Pro MX-EZ4あたりで相場としては3,000円前後。
で、ハードオフでXENYX502の前モデルと思われるEURORACK UB502が3,300円で売ってるのを見つけてがぜん買う気になりつつ、そばにM-AUDIO のCONECTIVという一見ミキサーに見えなくもないがよくわからないやつが1,500円で。
一旦帰ってネットで調べてみたら、いわゆるオーディオインタフェースの一種で、RCA端子などから入力した音をUSBでPCに送って、添付ソフトでエフェクトをかけてUSBで戻してヘッドホンや外部出力で鳴らすというもの。
日本語の情報はなく、英語のマニュアルがあったので調べてみたら、PCなしでも使えるみたいで2系統あるRCAから入力してヘッドホンにMIXすることができるみたい。
添付ソフトはなく本体のみだけど、用途を考えれば十分だしUB502などの半額以下。加えて当該ハードオフ店舗のLINE友達登録すると500円引きクーポンがもらえるので1,000円。
もうこれは買うしかないと思って翌日買うつもりでハードオフに行ったんですが結局買わずに帰ってきました。
店頭で商品を手にして改めて冷静に考えてみたら、実は不要なんじゃないかと。
同時に音を鳴らすだけなら、電子ピアノのMONO出力にヘッドホンを接続して、iPhoneには別のイヤホンなり耳掛けヘッドホンなど電子ピアノのヘッドホンと一緒に装着できるやつで、それぞれの耳で聞けばいいじゃんと思い直しました。
で、帰ってきてやってみたら、当たり前だけどぜんぜんこれでいける。iPhoneのステレオ再生が不都合な場合はモノラルに設定すればいいし。
そもそも音源をバックに練習する頻度がかなり低いので、専用の機材を買うなんてもったいない。
てなわけで、ミキサーを買うというムーブメントは収束したのでした。
というかヘッドホン2個使いくらい、もっと早く気づけよってな話ですな。
わたしの場合、けっこうこういうパターンが多くて、なんか欲しくなっちゃうと本当に必要かどうかをバイパスして買う前提で盛り上がっちゃって買う直前までいきつつ、冷静になって結局買わないみたいなことがよくあります。
ある意味検討してた時間がもったいなかったりしますが、検討過程でいろいろ調べることで新しい発見があったりするので、それはそれで楽しかったりします。