昨日、日帰りで益子と笠間の陶器市に行ってきました。
益子は「第102回益子秋の陶器市」、笠間は「陶と暮らし2018」です。
以前の記事でも書いてますが、わたしが陶器に興味があるわけでなくカミさんの趣味です。
前々から予定していたわけではなく、前日の朝、カミさんから提案があり急遽行くことになりました。
今回は急な予定変更と100%カミさんの目的のためということで、旅費はすべてカミさん持ちです。
ちなみに、笠間と益子は毎年のように訪れていて、昨年は２回行ってます。
今年はこれが初めてで昨年の11月以来１年ぶりです。
毎度のことながら交通周手段は自家用車。まず益子に向かいました。圏央道と東北道の一部でそこそこ渋滞がありましたが、益子駅の近くまではわりとスムーズに11時前くらいには到達しました。
ところが、もうあと2kmくらいで陶器市会場というところでピタっと止まって、なかなか動かなくなりました。
しばらく待ってましたが、あと1.5km程度のところで「これなら歩いたほうが早い」ということで、カミさんは徒歩で現地に向かい、わたしはUターンしてとなり駅近くの大きなスーパーの駐車場で待機することにしました。
これまでも益子の陶器市に行ったことがありますが、こんなひどい渋滞に遭ったのは初めてでした。
いつもは笠間に先に行って水戸あたりで一泊して翌朝早くに益子に着くか、笠間の陶器市を見終わったあとに益子に向かって夕方に到着というパターンだったから今回のような状況に遭遇せずにすんでたのかも。
ちなみに渋滞はこれだけではすまなくて、笠間から北関東道での帰路の18時頃、都賀ICを超えたすぐに止まって動かなくなりました。
これが30分経っても1kmも進まないくらいの渋滞で、ナビで渋滞状況を見るとこの先栃木都賀JCTで東北道に入ってもかなりの箇所で断続的に渋滞している模様。
気が遠くなりそうだったので、諦めて比較的動いていた追い越し車線で栃木都賀JCTまで行き、自宅とは反対方向の宇都宮方面に進み、次の鹿沼ICで降りて下道で久喜白岡JCTへ行って圏央道に入ることにしました。
渋滞を諦めてから２時間強かけて久喜白岡JCTに着いたわけですが、あのまま高速にいた方が早かったのかどうかはわかりませんが、JCTに着く少し手前にナビで東北道の状況を確認したらまだ断続的に渋滞していたので、そんなに間違った選択ではなかったのではないかと。
あとで思えば、常磐道は東北道よりは混雑しないイメージがあるので、帰路は友部ICから高速に入ったことを考えると、となりの友部JCTから常磐道でつくばJCT経由で圏央道というルートを選択した方が良かったかも。
しかしまあ、うちではあまり渋滞する時期に渋滞する高速道路を使うようなルートを選択しないので、たまに今回のような大渋滞には遭うと面くらうわけですが、世のドライバーの方々はあのような状況に甘んじて耐えておられるんですね。尊敬すらしてしまいます。
さて、わたし的にはなんの目的もなく渋滞の記憶だけが強烈に残った旅でしたが心和むイベントがありました。
笠間のイベントには「トウクラ・ラ・ライブ」という茨城県内で活動しているミュージシャンによるアコースティックライブが一日を通して開催されていて、その最後の組を観ることができました。
ボニータ＆TELという名の女性ボーカルと男性ギタリストというユニットで、ボサノバ、ジャズスタンダードなど気持ちのいいライブでした。
ボーカルのボニータさんはかなり人生経験を経た方のようで、実力はもちろんトークが楽しい方で陶器市内でブースも出店しておられるというパワフルな方。
一方、ギターの演奏が右手親指で常にウォーキングベースを弾きつつ他の指でバッキングコードなどを演奏するというなにやらすごい感じ。nanソロもウォーキングベース付き。
なんでもフレンチジャズのスタイルとのことで、奏法の名前も言ってたんですが失念してしまいました。ネットで似たプレイを探すとこんな感じ。
この動画ではカーター風奏法（カーターファミリーピッキング？）と言ってますが、そうは言ってなかったので厳密には違うかもしれませんが、ギター１本で歌の伴奏をするにはもってこいの奏法というのはうなずけます。
伴奏じゃなくてもこんな風に弾けたら楽しいでしょうねー。なんかギターが弾きたくなってきました。ウクレレとピアノを練習中なのにこれ以上増やしてどうするという話ですが。