わたしは英語の学習をリスニングと音読を中心に行っています。
リスニングに使う機材は、以前『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(森沢洋介著)をやっていたときはスマホの音楽プレーヤーでやっていました。
日本語を聴いたあとのポーズで英訳&発話して、その後正解の英文を聴いて答え合わせするといった感じです。
例文が短く基本的な文法で、単語も中学レベルなので、これで全然問題ありませんでした。
同じところを繰り返し聴きたい
いまやっている『みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング』(森沢洋介著)は、最初に先行リスニングというテキストを見ないで可能な限り聴き取るということをします。
この場合、例文が長かったり、ちょっと難しい英単語や前後の単語とのつながりで消える音などがあったりして、一発で聴き取るのは難しいことが多いです。
そこで活躍するのがボイスレコーダーです。
センテンス再生
わたしが持っているのは、いまはなき三洋電機のICR-PS501RMというものです。
もう何年も前にヨドバシのアウトレットで購入したもので、当然もう販売していません。
けっこう機能盛りだくさんなボイスレコーダーですが、わたしが最も使う機能が「センテンス再生」です。
再生中に再生ボタンを押すと設定した時間(1~5秒)だけ戻って再生してくれます。
これにより、聴き取れなかったところを集中して聴くことができます。
物理的なボタンで戻れるのがいい
ひょっとしたらスマホでも同様のことができるアプリがあるかもしれませんが、たぶん画面をタッチしなければならないのではないかと思います。
画面を見ながらやっているときはいいですが、ポケットにスマホを入れているときなどで画面が消えているときは、戻りたいときにすぐ戻れないのではないかと。
そう考えると、物理的なボタンで即座に戻れることは必須の機能です。
繰り返して聴き取る→慣れる
一発で聴き取れなかった部分も、意外と単純な単語やその組み合わせであることが多く、なんども聴き直したり、合わせて発音することで、同じようなケースでも聴き取れるようになるのではないかと思います。
このボイスレコーダーのいいとこリスト
このボイスレコーダー、ほかにもいいところがあります。
→早すぎる音声をゆっくりにすることで聴き取る、逆に聴き取れる音声を早く再生することで時短になる。
●ABリピート再生
→特定の区間を指定すると、延々とその部分を繰り返し再生し続ける。これにより苦手な文章を繰り返し聞いたり、発音することで慣れるようにする。
●microSDカードが使える
→内蔵メモリは2GBですが、microSD、microSDHCカードを指して拡張できます。取説では8GBまでOK。より多くのテキストの音声を持ち歩くことができる。
●単4電池駆動
→専用充電池だと電池がへたるとそれなり交換にそれなりのコストがかかるが、エネループが使えるのであまりコストはかからない。再生時間もそれなりに長く、取説ではMP3(64bps)をエネループで18時間持つことになっている。実際に使用した感じでもそれなりに持っている印象。
●USB端子内蔵
本体にUSB Aタイプ(オス)コネクタが内蔵されていて、スライドすることで突出してパソコンなどに接続してUSBメモリのように認識される。USBケーブルを別に用意する必要がない。
●AC駆動
再生ボタンを押しながら内蔵USB端子をPCなどに接続するとUSB給電で使用できる。電池が切れてもUSBのモバイルバッテリーやパソコンなどがあれば学習することが可能。
●小さくて軽い
最大外形寸法は幅35.4×高さ103.0×奥行き13.4(mm)、重量は電池を入れても53g。ポケットに入れても全然違和感がないので手軽に持ち歩ける。
実は、液晶がちょっとへたってきているのか、横方向に表示されない部分があります。
いつまでもつかわかりませんが、もし使えなくなった場合は、上記のような機能があることを条件に探したいと思っています。