Fire HD 8(2017、第7世代)を入手しました。
もちろん中古。
ポイントやポイントバックなどを考慮すると実際の持ち出しは2,000円くらい。
ポイントバックの考え方を拡大解釈すると1,200円くらい。
さらにいま持ってるKindle Fire HD(2013)がそれなりの価格で売却できればほとんどタダみたいな価格で手に入ったことになるという皮算用。
なぜにいまさらFire端末かというと、きっかけは電子図書館。
わたしの知る限りでは電子図書館の電子書籍はブラウザで見られるものが多いようで、端末はなんだってよくて手持ちのiPhone 6sでも見られる。
でも電子書籍にはフィックスと リフローの2種類あって、リフローはレイアウトが自由なのでフォントを拡大すれば小さい端末でもスクロールなしで見られるが、フィックスはフォントの大きさを変えれらないのでピンチアウト・イン&スクロールで見る必要がある。
そこで取り出したのが3年前にポイント消化で買ったKindle Fire HD(2013)。
もうかなり昔の機種だけど標準搭載のSilkブラウザでも電子図書館の電子書籍が読めました。
このKindle、基本的に電子ピアノ練習時の楽譜閲覧用にしか使ってなかったんですが、新たな用途が加わりました。
で、最近ちょこちょこ使うようになったら、楽しくなってきていろいろやってみたくなってきたんだけど、そこはさすがに古い端末。
もともと普通のAndroid端末よりもアプリが少ないAmazonアプリストアの上に、これくらい古い端末だと選択肢がかなりなくなってます。
そこで、考えたのがroot化してカスタムROMを焼くこと。
以前、少し調べたんですが、改めてやろうとすると普通のAndroid端末と違っていろいろとめんどくさそう。
で、下手にいじって文鎮化するより、もう少し新しい端末を買ってこれを売り払った方がお手軽&お得ではないかと考えたわけです。
最初はAndroidネイティブなタブレット端末を物色してたんですが、意外と少ない上に古いくせに高い。そして意外とすぐ焼けるカスタムROMがない。
その点Fire HD端末はそこそこの性能のわりに元々の売価が安かったこともあって中古市場でも安い。
で、狙い目としては2016〜2018年に販売されたFire HDのFire OSが5.6.4以下のやつ。
これらの機種&バージョンなら簡単にroot化&Android 7のカスタムROMが焼ける(標準はAndroid 5ベース)という情報があり、アプリの選択肢が広がりそうということで。
でもFire OSはwifiに繋がってたり再起動したりすると勝手にアップデートされがちな仕組み(OTA)になってて、出回ってるのはだいたい最新(5.6.9)かその一つ前で個体が少ないうえにメルカリやオークションではバージョンが明記されてないことが多く探すの面倒でもある。
そこで改めてやりたいことを考えて、そこまでOSバージョンを上げなくてもいいんじゃないかということで単純に安価で状態のよさそうなやつやつを入手しました。
届いた個体は、前オーナーがケースに入れてガラスフィルムを貼ってたということで目立つキズなどもなく、動作や無線LANやSDカードも問題なし。
OSについては、ひょっとして5.6.4以下ではないかと少し期待してたんですが、やはり5.6.8でした。
でもAndroid 5ベースということで心配してたアプリストアのアプリについては、以前のKindleより全然多い印象。
ついでにGoogle Playも入れたので、アプリの選択肢が俄然拡がりました。
画面の大きさも7インチから8インチにアップして楽譜も見やすくなったし、SDカードも使えるので容量アップ&データ転送もやりやすくなりました。
これで2,000円くらい(あわよくばタダ同然)なら言うことなしですな。