最近、公共の図書館で電子図書館のサービスを提供しているところが増えつつあるようですね。
わたしの住んでる東京市部でもいくつかの図書館で導入されてます。
見た感じでは、図書館流通センター(TRC)が運営しているサービス(d-library.jp)を利用しているところが多いようですね。
TRCのサイトに導入事例があり各図書館の導入年月が記載されてるんですが、昨年から今年にかけて導入した図書館がかなり多いところを見るとコロナ禍の影響もあるかも。
電子図書館なので、借りに&返しに行く必要がないというメリットがありますが、各図書館の所有するコンテンツ数がまだまだ少なさそうです。
そういうこともあってか、導入してる図書館のサイトを見てもそれほど盛り上がってる感じがしない気がする(コンテンツ数とか予約待数とかの雰囲気で)。
図書館を利用しているのが高齢者中心だとデジタル端末が苦手で普及しづらいかも。
また、電子書籍サービスの図書館側のコストがよくわからないのでなんともいえないが、従量制とかだったりするとあまり手広くはできないとか、図書館に本を納入しているのが地元の書店だったりすると配慮が必要なのかもしれない。
まあ、そもそも電子書籍メインの人は200万冊が月額980円で読み放題のKindle Unlimitedみたいなやつを利用してるだろうからいまさら感もある。
とはいえ、電子書籍なのでスマホやタブレット、PCがあれば読めるわけで持ち歩かなくてもいいし、各端末で読んだページを憶えてるので外でスマホで読んだやつを自宅でタブレットやPCで開けばそのまま続きを大きい画面で読める。
借りてる間だけのようだが、しおりやメモ機能、書籍内検索などひととおりの電子書籍の機能は備えてるらしい。
文字の大きさが変えられるのも老眼寄りのわたしには大きな魅力。
これが無料でできるわけで、わたしのような普段ほとんど本を読まないサブスク不適合者には、たまのひまつぶしに面白そうなコンテンツがあれば気軽に読書を楽しめるのは魅力。
手持ちの古いKindleタブレットも楽譜閲覧以外の有効活用ができそうだし。
今後の拡大に期待してます。