先日のBS朝日「ベストヒットUSA」のゲストは加藤友朗さんでした。
ベストヒットUSAでミュージシャン以外のゲストは珍しい
Wikipediaによると、加藤さんは医師で、現在はコロンビア大学医学部外科学教授であるとともにコロンビア大学付属ニューヨーク・プレスバイテリアン病院肝小腸移植外科部長です。
わたしは知らなかったのですが、かなり有名な方らしく、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」や日本テレビ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」などにも出演されていたんですね。
番組冒頭でVJの小林克也さんも言ってましたが、この番組でミュージシャン以外の人がゲストに来ることはかなり珍しいです。
小林さんが加藤さんに興味を持ったきっかけは、加藤さんがメインパーソナリティーを務めるTOKYO FMの「ENGLISH JUKEBOX」という番組で音楽で英語を学習しようというところだったそうです。
POPSには会話の要素が詰まっている
その加藤さんは1995年に初めてアメリカの病院に勤務して、最初はぜんぜん英語ができなくて、ラジオで流れる曲の歌詞で勉強しようと思ったそうです。
もともと加藤さんは音楽が好きだったようですが、聴いている曲の歌詞がじわじわわかってくると、とても楽しくてこの学習方法が好きになったとのこと。
たとえば、昔から何度も聴いてきた「Hotel California」の歌詞で「1969」という部分は聴き取れていたが、なにがなんで「1969」なのかがわかるようになっておもしろかったそうです。
とくにPOPSはそのときに実際使われている会話言葉が使用されているそうで、日常会話などに役に立つようです。
こちらについてはADELEの「Someone Like You」を取り上げて、歌詞にある「out of the blue」(出し抜けに)という言葉は学校では習わないが、アメリカでは知らないと生活できないくらい頻出するなど、いろんな意味での会話の要素がつまっていて英語の勉強にもってこいだと強くお勧めされてました。
「ENGLISH JUKEBOX」を聴きたくなった
わたしも1月から英語の勉強をしているのですが、英語の歌詞やテレビやラジオで流れる英語が聞き取れる部分が少しずつ増えている気がしていて、加藤さんが言うところの「聴いている曲の歌詞がじわじわわかってくるととても楽しい」というのはわかる気がします。
歌詞で英語を学習するのは『英語耳』の著者である松澤喜好さんも推奨している学習方法ですね。
来週は「ENGLISH JUKEBOX」を聴いてみたいと思いました。