先日、我が家のリモートドアスコープPCのOSをVista→Lubuntuに入れ替えを行い、いろいろありながらもとりあえずいまのところ問題なく稼働しています。
ただ、ハード的問題を抱えてそうなので代替機導入時のために今回の設定をメモ。
OpenSSH
LinuxでPC本体を物理的に操作することがあまりない場合、リモートからターミナルで操作するのがラクなので、OSインストール直後にまずはOpenSSHを入れて以降は基本的にリモートで。
これだけでsshdが起動するのでたぶんこれだけでOKだけど念のため確認。
→起動確認
sudo ufw allow ssh
→ファイアウォールでOpenSSH有効化だけどファイアウォールが無効だったので意味なし
なお同じIPアドレスで何度かOSを入れ替えてると以前の鍵を削除しないとログインできないので端末側で下記を実行。
motion
目的とするリモートドアスコープのパッケージ。動体検知による録画も。
インストールの過程で、/var/log/motion/motion.log が permission denied で作れないと言われたので当該ディレクトリを属性777で作成。
続いて、/etc/motion/motion.conf変更。
width 960
height 720
movie_codec mp4
webcontrol_localhost off
webcontrol_parms 3
stream_localhost off
text_scale 2 ………….. これは末尾に追加(画面右下の日付&時刻のフォントサイズ)
/home/share/motion は動体検知による録画ファイルの保存先で、sambaによる共有フォルダとして属性777で作成。
まずは「sudo motion」で動体検知録画やライブカメラの動作を確認しておき、後のService起動に備える。
samba
Macから動体検知による録画ファイルを再生・削除を行うためのファイル共有。加えてMacやWindows PC、Android端末間のファイル共有サーバーとしても利用。
これもインストール後すでにsmbdが起動している。
/etc/samba/smb.confの末尾に下記を追加。
path = /home/share/
browsable = yes
writable = yes
guest ok = yes
read only = no
よそ様のサイトのまんまコピペ。変更内容はsmbdの再起動不要で即反映される。
—
ここまで設定してからmotionをサービスとして起動。
ディスプレイ電源オフ
省電力を考えるとできるだけディスプレイは電源オフしておきたいので。
GUIのLXQtのScreenSaver設定でBlank Onlyのブランク1分、電源オフ2分、スタンバイ2分を設定。
起動時自動ログイン
再起動時にいちいちログインするのがめんどくさいので。
これはインストール後ではなく、Lubuntuインストール過程のユーザー設定のチェックボックスで設定。
—
やりたかったのはこういうたった3つのソフトウェアを入れてちょこちょこっと設定するだけなのに、まさかあんなにハマるとは…