ゴールデンウィーク頃の話ですが、自転車で片耳にイヤホンをした状態で自転車でパトロール中のお巡りさんとすれ違いました。
そのときちょっと視線を感じて嫌な予感がしたら案の定、しばらく走ったところでうしろから止まるよう声をかけられました。
「東京都では自転車でイヤホンは禁止なんですよねー」
と親しげに話しかけたそのお巡りさんは警察無線のイヤホンを片耳にしていたので条件反射的に、
「あなただってしてるじゃないですか?」
と笑顔でつっこむと、
「警官は許可されてるんですよー」
と予想通りの回答です。で、
「片耳でもダメなんですか?」
と訊くと、
「東京都では禁止されてるんですよね」
だそうです。
というわけで何やら黄色い縦長の紙に住所、氏名などを書いたあと、
「とくに何枚たまったら罰金とかそういうことはないですが、大事なことが書いてあるんで読んでおいてくださいね」
と言いつつ、その紙の半分を切ってわたしに渡しました。「自転車指導警告カード」でした。
その後、自転車の車体番号を控えて去っていきました。
個人的には片耳で周囲の状況がよく聞こえる音量なら問題ないと思っているのですが、そんな曖昧な基準ではややこしいから見た目でわかる「イヤホンをしているかどうか」で線を引いたということなんでしょうね。
以後、気をつけたいと思います。