最近『おとなのための楽しいピアノスタディ』(角聖子著)という教本に着手しました。
もう5年もピアノ練習(電子ピアノ)をしてきて何をいまさらではありますが、この本のサブタイトルに「ブラインドタッチで弾ける」とありまして、先日から自己流でブラインドタッチを始めたけれどもなかなかうまくいかない私には魅力的に見えたわけです。
この本の特徴は本文から要約すると、
・聞きなじみのある曲ばかりなので間違いは耳でわかる
・おとな好みの曲
・いい感じのアレンジ
・ナチュラルポジションに慣れることを重視した「習うより慣れろ」
といったところでしょうか。
ナチュラルポジションというのは「隣り合った白鍵に5本の指を1本ずつおいた形」ということで、まずはこの状態でブラインドタッチをマスターしようということのようです。
なんだ簡単じゃん。と思いつつ実際やってみると、バイエルひと桁台の四分音符と全音符で8小節しかないようなやつでも、ブラインドタッチはできるものの暗譜しないで楽譜を目で追いながらだとこれがなかなかスムーズには弾けなかったり。
もちろん、暗譜してしまえば弾くのは簡単。でも、ピアノの2段楽譜(大譜表)を一度に見るということに慣れてない私にはかなり難易度高め。
ただ、やってることは単純なので、普段練習してる難易度が高い曲に比べると上達も目に見えるので、ピアノをやり始めた時のような新鮮な楽しさがやる気にさせてくれます。
ブラインドタッチもさることながら、楽譜を見ながら弾けるというのはかなりメリットがあると思ってるのでそういった意味でのモチベーションもそこそこあるつもり。
この教則本、全3巻あって完走したいと思ってるんですが、以前にも「ブルース・ハノン」という教則本で楽譜を見ながら弾く練習を試みましたが、結局続かなかった経緯があり、さて今回はどうなることやら。
これメインというわけではなく、普段の練習の合間にぼちぼちやっていこうと思ってます。