先月の半ば過ぎあたりから捨てようと思ってた本をメルカリに出品し始めてます。
以来、幸いなことにそこそこ売れて毎日のように発送作業を行ってます。
この発送作業なんですが、当初は売れた本をポリ袋に入れた上で本のサイズに合わせて段ボールを2枚切り出してサンドイッチ状にして角2封筒に入れるということをやってました。
この場合、段ボールはスーパーなどで無料で入手可能、ポリ袋はカミさんの趣味で在庫があるんですが、角2封筒は買う必要があります。
角2封筒は100円ショップで10枚で100円。
高く売れた本はいいですが、100円くらいしか利益のない場合、封筒が10%のコストに。
そこで、どうせ段ボールで挟むんだったら、段ボールで箱あるいは封筒状にしてしまえば角2封筒のコストはかからないと考え、発送の都度、本のサイズに合わせて段ボールを切り出して梱包してます。
ただ、これがけっこう時間がかかる。
2.方針に合わせて段ボール切り出し
3.本を梱包
4.段ボールを箱状あるいは封筒状に加工
ざっくりこれくらいの行程が。
もう30個以上発送してるので、だいたい慣れてきて、もっとも簡単なパターンで10分くらい。
問題は暑さが3cmギリギリになる場合や変則的な場合。
基本的に最も送料が安いゆうパケットにするわけですが、厚さ3cmという縛りがあり、2.5cmくらいの本の場合段ボールの厚さが5mmくらいなのでそのまま梱包すると確実に3cmオーバー。
そこで切り出した段ボールを潰して2mm程度にしたりして時間がかかるわけです。
あと、2冊とか3冊とかセット販売した場合の微妙なサイズ感の場合は、最初の方針検討に時間がかかり、さらに切り出し行程でも思考錯誤するのでいろいろ時間がかかり30分くらい作業することも。
なんてことをやってると、昭和の封筒づくりの内職ならぬ、段ボール梱包の内職をしてるような錯覚に陥ることも。
もう少し言えば、出品過程はデータ入力の内職のような気も。
本なんだからそのまま角2封筒に入れて発送してもいいような気がするんですが、自分が受け取ったときのことを考えるとどうしても多少は気持ちよく受け取ってほしいと思ってしまう自分が。
もちろんプチプチとかでくるんで封筒に入れれば手間はかからない、という話もありますが、それだとプチプチにもコストがかかる。
で、リタイアして時間は豊富にあるので、コストは自分の時間で賄おうということでやってるわけです。
これが会社員や自営業で仕事してる身だったら、とてもこんなことはできなかっただろうな、と思う今日この頃。