現在のわたしの英語学習のメイン教材『もっともっと英語力がアップする音読パッケージトレーニング上級レベル 』(森沢洋介著)のパッセージ29を一昨日終了しました。
始めたのが4月15日で実働6日かかりました。内訳としては、
テキストを見ないリピーティング:3日
シャドウイング:3日
※聴き解き終了日とリピーティング開始日、リピーティング終了日とシャドウイング開始日が同じ日だったので全体として実働足掛け6日。
ここ3パッセージ続けて8日かけていたことを考えると、今回は短期間で終わりました。
いつもは散歩ついでにこのトレーニングをしていますが、今回のリピーティング最終日とシャドウイング初日は天候が悪く散歩には出かけず、珍しく自宅でやりました。
やはり歩きながらやるのと、じっと座っているのでは集中力が違うせいか、身につくのも早く、その影響がシャドウイングの短期化につながったのだと思います。
今回新たに仕入れた単語系の知識は、
sense of self-worth … 自分は価値があると自覚すること
watercolors … 水彩画
medication … 薬
–
【別の意味を知った】
moving … 感動させる
くらいでしょうか。
あんまり知らない単語や用法はなかったというのも短期間で終わらせることができた一因かもしれませんね。
一方、文章としては次の一節。
Her difficult circumstances make it moving to see her try to express herself through art.
ここの moving は先の「感動させる」として使われていて、テキストの訳文は「彼女の困難な状況が、彼女がアートを通じて自分を表現しようとしているのを見ることを感動的なものにしている」となっています。
この一節は著者の解説でも取り上げられていて、「it が形式目的語で to 不定詞で目的語の内容を表現している」と説明があります。
でも、わたしがひっかかったのはそのあとの to see her try to express の部分で her ときたら、これは所有格でそのあとは名詞かそれ相当のものが続くように思ったところに try という動詞の原形が来ているところです。
これが trying のように動名詞だっているならまだしっくりきたんですけど。
で、ネットで調べたところ、この try は知覚動詞の目的格補語としての原形不定詞ってやつで「知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞」という形で「(目的語)が(原形不定詞)するのを(知覚動詞)する」になると。
ちなみに助動詞(will とか can とか)のあとや、使役動詞(have とか makeとか)のあとの動詞が原形なのも、この原形不定詞の一種なんですね。
勉強になりました。