７月に900円で買ったBluetoothキーボードですが、
やはり安いだけあって、
で書いたように、その後も時折、一部のキーが効かなくなってました。
効かなくなっても本体をねじったり長押ししたりすると、なんとか復活してたんですが、１週間ほど前に完全に何をやっても復活しなくなりました。
あ~安物買いの銭失いだったかなーと思って、以前の打鍵音がうるさくて大きくて重い有線キーボードに戻さなきゃいけないかと思ったんですが、先日のスマホの電源ボタン、
のときと同様に、どうせ捨てるんだったら一度は分解しよう、ということで今回も分解してみました。
スマホのときは電源ボタンという明確なターゲットがありましたが、今回は複数のキーが対象ということであんまり期待せず、ただ興味本位でいちど分解して中を見てみるくらいの気持ちでした。
裏ブタはネジなどで固定されているわけではなく、すべてツメで引っかかっている状態でした。なのでスマホのときに使った不要カードで少しずつ隙間を広げて爪をパキパキ外して開けました。
いくつか折ってしまったツメもありましたが、どうせ捨てるつもりなのでそこは構わず。
で、開けたからと言っても最近のキーボードはシート状の基板にキーが貼りついてそれ以上分解不可能な一体化したパーツなので、とくにやることはありません。
できそうなことといったら、シート状のパーツと基板に繋がってるコネクタを外すくらいで、いちど外して再度接続して電源入れて試しにペアリングしてみると…
なぜかなにをやっても効かなかったキーがすべて効くようになってるではないですか。
まあ、もちろん分解という刺激でたまたま接触が悪かったりしたところが一時的に復活したということも考えられますが、とりあえずその後１週間ほど一度も効かなくなったことはありません。
ここからは希望的推測なんですが、効かなくなるキーは決まっていて、日本語変換(1キーの左)とF1,F2,F8,F9,del,5,6,-,=キーとFnキーと位置がバラバラで、敢えて共通点を挙げるとすれば全て端の方にに位置するキーであることくらい。
で、以前効かなくなったときも本体をグニョグニョねじってたら効くようになったことがあったので、ひょっとしたら構造的に問題があり、ちゃんと組み込むとシート状のパーツが歪んだ状態になっていて、その歪みが原因でキーが効かなくなることがあったんではないかと。
ちなみに、裏ブタの組み込みはツメを全部削り落として、シート状のパーツにできるだけ不自然な力がかからないように表側のカバーは軽く乗せるだけにしてます。
削り落としたツメに少し残ったバリで引っかかってるだけですが、通常使用では裏ブタが外れたりガタつくことはないです。
そんなわけで、スマホ同様こちらも図らずも延命できたので、引き続きだましだまし使っていこうと思います。