先日から取り組んでた不要PCとUSBカメラを使ったテレビドアホン化計画ですが、とりあえず完成しました。
前回の記事の時点では、Ubuntu MATE上のMotionでUSBカメラの接続&録画まで確認したところまででした。
その後、自宅前のテスト録画による録画関連のパラメータ調整で現時点での最適と思われる設定と、USBカメラを解体して懸案だったUSBカメラのクリップ部分が重くてドアスコープに取り付けられない問題を解決し、当初の目的「来客時にドアまで行かなくても手元のPCで来客者を確認できる状態」になりました。
備忘としてmotion.confで変更したところを記録しておきます。
width 640
height 480
framerate 30
event_gap 10
output_pictures off
ffmpeg_video_codec mp4
stream_localhost off
webcontrol_localhost off
上記設定の中で個人的に肝だったのが、ffmpeg_video_codecでした。
デフォルトのmpeg4ではframerateが30だとコマ落ちがけっこうひどかったんですが、mp4にしたらほぼコマ落ちしなくなりました。たぶんframerateを15にすれば楽勝ではないかと。
しかも録画ファイルのサイズもmpeg4よりかなり小さいのもうれしいところ。
OSを含めたすべてのディスクアクセスがUSB2.0接続HDDなので、ファイルサイズが小さいことがコマ落ち予防につながってる可能性も。
以前のテスト録画ではfreamerate:30で問題なかったんですが、今日のドアスコープ録画でコマ落ちのような現象が散見。もう少し調整が必要かも。
というわけで、現在の運用は下記のとおり。
ライブカメラとして
録画用PCは無線LANに接続しているので、手元のPCからWebブラウザで8081ポートにアクセスすれば1秒間隔のライブカメラとしてドアスコープを見ることができます。
監視カメラとして(録画ファイルの扱い)
リモートドアスコープとしてはライブカメラで十分なんですが、せっかく録画機能があるので監視カメラ的な録画機能も活用したいところ。来客時に出そびれても誰が来たかわかりますし。
録画したファイルはWinSCP(FTP)で手元のPCに移動ダウンロードしてVLC media playerに複数ファイルをまとめて3倍速で確認。
WinSCPは起動したままで、リモート側にファイルがあれば何か動きああったことがわかる(たまに変化のない映像で、なんで動体検知したのかわからないこともある)。
課題
画質がイマイチ。ドアスコープを通さなければそれほど画質は悪くないんですが、ドアスコープ越しだとぼやけまくりです。
カメラのピント調整ができるので、少しやってみましたがどうもキリっとしない様子。
まあ、来客が宅配業者かご近所さんかくらいはわかるんで実用上は問題ないんですけどね。