わたしはウクレレを一昨年の6月あたりから始めて2年3ヶ月くらい経つんですが、これまで自宅で弾くだけで人前で弾くことはありませんでした。
一緒に生活しているカミさんにすら見せたことはありませんでした。
それが今日初めて人前で弾くこととなりました。
この3連休は週末も自分の趣味などで何かと忙しいカミさんが気分転換どこかに行きたいと言っていて昨日は行きたいところが決まらず、今日になってそれほど遠くない範囲でちょっとした遠出をしつつ買い物がてら公園でぼんやりできれば、みたいなことを言ってました。
で、本人ではなかなか決められないみたいだったんで、わたし好みのマイナーなショッピングセンターであるイオン狭山店と近くを流れる入間川河川敷のセットを提案したところ採用となり出かけました。
で、以前からカミさんがウクレレを弾くところを見せてほしいという要望があり、いずれどこか公園や河川敷などの解放感のあるところでなら、と思っていたのでここぞとばかりにウクレレも持っていきました。
結果的には諸般の事情により、入間川河川敷ではなく少し離れた智光山公園になったんですが、公園内のベンチでおもむろに弾き始めるとこれがなかなかつらい。
缶チューハイ2本目というほろ酔い状態ということもあったと思いますが、ミスタッチ、ストロークの空振り、走る、遅れるの連発でさんざんなデビューとなりました。
でも、誰かが言ってた「うまくなろうと思ったら人前でできるだけ多く弾くことだ」の意味がわかった気がしました。
ひとりで練習しているときには、なんでもないようなフレーズがカミさんという身内の前でさえ意外とミスる、これが相当に悔しい。そこにはいろいろな理由があると思うんですが、なんといっても気持ちの問題ではないかと。
ミスしたくない、ええかっこしたい、といった邪心のようなものが純粋にプレイすることを妨げて、いつもはなんとなくやりすごしていた苦手な部分で見事にミスる、あるいは意識が別のところにいってリズムなどが狂う、といった感じでしょうか。
やはり普段から人前で演奏することを意識して練習する必要があるな、と。
これはウクレレだけではなくピアノも同じだと思うので、ストリートピアノで課題曲を弾くことを目指している身としては、カミさんの前でさえこれでは問題なので、これからは機会があればカミさんの前で弾くようにしたいと思った次第です。