ピアノを弾くときの姿勢はどういうのがいいのか考えることがよくあり、本を読んだり、
ピアノの高さを変えてみたり、
とまあ、いろいろやってます。
そんななか、最近ピアノ関係の番組を録画をよく見ていて、
気づいたことがあります。
意外とピアノと身体の位置が近いな、と。
わたしの場合、鍵盤の真ん中あたりを弾くときで肘が少し曲がる程度の位置にしてました。
その方が手も腕も自由に動かせる感覚があったからです。
でも、テレビで見てると同じような鍵盤位置だと肘がほぼ直角くらいまで曲がってる人がけっこういるな、と。つまり身体とピアノの位置がかなり近い。それはちょっと窮屈なんじゃないかな、というくらい。とくにジャズ系のミュージシャンに多いような。
で、実際試してみたら、確かにちょっと窮屈ではあるものの、
・鍵盤の左端や右端も楽に届き、打鍵感もしっかりする
・指先のコントロールもしやすく感じる
など、けっこういいと思えることがあるように感じました。
とくに腕の力については脱力して弾いてもしっかり音が出せるというのは新鮮な驚きでした。
ネットで調べてみると、腕を伸ばしてピアノの鍵盤のフタを上げたところに拳が触れるくらいがいいというのをいくつか見かけたので、わたしの電子ピアノの場合フタがないので、鍵盤の奥の位置に拳の先があるくらいのイメージで試してみたいと思います。
とはいえ、ちょっとポジションが変わったくらいで、いままで弾けたやつが鍵盤の位置が微妙に変わったせいか指を外したり、イメージで運指を憶えてるのか弾く鍵盤を失念したりと、ポジション以前の問題もあるんですが、今回のはかなり試してみる価値はありそうです。
なお、このポジションだと以前よりピアノに身体が近くなるので、ピアノの下に足が入れる必要があるので、しばらく前にピアノの位置を低くしたのは元の位置に戻して、なおかつピアノスタンド上でも手前の方にピアノを置くようになりました。