このところ、そんなものなくてもいいとかなんとか思いつつ、気軽に弾ける小さなキーボードを未練たらたらに物色しているわたしですが、
昨日のカミさんとのリサイクルショップ巡りでも、カミさんが陶器を物色している間わたしはなにをしているかというと、キーボード関係の物色がメインだったりするわけです。
以前は、単体で気軽に演奏できるカシオのSA-46やSA-76あたりが最有力候補だったわけですが、最近ではどうせ買うならMIDI出力があるやつのほうが将来的に使い道が拡がるとかなんとか、DTMもしないくせに思い始めてます。
もちろん、そんな中途半端な動機なので、高い機器を買うわけにはいかないのでリサイクルショップで安いやつをあさることになります。
わたしがこの1年間に買った電子キーボード類はいずれもジャンク扱いで売られていたもので、
今回もジャンクあたりで使えそうなやつを物色することが多くなります。
そこで気になるのが「これは本当に使えるのか?」ということです。
単体で売られているキーボードなどは、店のお試しコーナーなんかで電源を借りて試奏できたりしますが、MIDIキーボードは単体では音が出ないのでそれだけでは確認のしようがないわけです。
パソコンを持ち込んで確認すればよかったりもしますが、さすがにそこまでやろうとは思ってなくて、もっと気軽に確認できないかと考えてました。
でまあ、いろいろ調べた結果、スマホでUSBのOTGケーブルを使って USB MIDI Monitor などのアプリを使えば基本的なMIDI信号が出ていることを確認できるのではないかと。
もちろん確認できるのは、USBバスパワーで動作する機種 or ACアダプターが付属している個体に限りますし、相性問題で認識しない可能性もあるので万能ではないですが、なにも確認できないよりはるかにマシです。
OTGケーブルの存在自体は、スマホを有線LANに繋げようと思ったことが過去にあり知っていて、当時はそれなりの価格がしていたように思いますが、いまでは100円ショップで買えると知ってラッキーな驚きでした。
というわけで、さっそくキャンドゥでOTGケーブルを買ってきました。
MIDI機器をUSBで接続する環境がないので、手持ちのUSB機器をOTG対応とわかっているNexus5で確認することにしました。
試したのは下記の機器。
・USBマウス:〇
・USBキーボード:〇
・USBスピーカー:△(音は出るが少し不安定かも)
・USB HDD:×(アクセスランプは点灯するもののモーターは回ってない)
・コンパクトカメラ(Canon PowerShot S90):〇
まあだいたい予想どおりの結果です。
スピーカーとHDDはそれなりに電力を要すると思うのでたぶん補助電力が必要なのではないかと。
MIDIキーボードはものにもよると思いますが基本的にマウスやキーボード的なものだと考えればいけるんじゃないかと思ってます。
不安であれば、補助電力供給付きのOTGケーブルが300円以下でAmazonで売ってるので、それを買うという手も。
というか、機器を接続するとかなりの勢いでスマホのバッテリー残量が減っていくので、それなりに使うなら補助電力付きでモバイルバッテリーなどを使うことは必須のような気もします。
しかしまあ、本格的にDTMをやろうなんて思ってもないくせに、なにをこんなに夢中になっているのか。
まあ、こんなふうに微妙な興味を対象にああでもないこうでもないと、あまりお金のかからない範囲で思い悩むのも、時間を無駄に使える貧乏リタイヤ者の愉しみなのかもしれない、などと無理に正当化しようとする自分が。