うちでは3日に一度おでんが晩ごはんです。一年中です。もちろん真夏でも。理由はわたしが好きだからです。
さて、おでんの代表的なネタのひとつに「こんにゃく」がありますが、これがなかなか味が染みないんですよね。
前日の夜にアク抜きをしたあとに、大根や玉子などほかのおでんネタといっしょに出し汁で煮たあと一晩寝かせて、当日の朝に出し汁ごと冷蔵庫に入れるなんてことをしてもなかなか味が染みません。
そんなところへ先週のNHKの情報番組「ガッテン!」でこんにゃくの特集がありました。
で、さっそく番組のなかで紹介していた砂糖でもむ方法を試してみました。
方法は番組ホームページに掲載されていますが、方法だけ書き出しておくと、
2.こんにゃくと砂糖(こんにゃく100gにつき5g)をポリ袋に入れて2、3分もむ
3.水分が出てくるので捨てる(匂いが気にならないなら捨てなくてOK)
4.3にこんにゃくが浸かる程度の醤油を入れて冷蔵庫で3~6時間寝かせる
5.温かい煮物に入れて軽く火を通す
うちのおでんのこんにゃくは、短冊状に切って焼鳥のカワみたいに串刺しにしておでんに入れているので、短冊状でこれをやってみたところ、たしかに醤油が十分染みて、しかも煮込まないので固くならず、やわらかい味染みこんにゃくができました。
どうやら砂糖でもむことにより、こんにゃくの中の水分が抜けて、そのぶん醤油が染みるということのようです。
おでんのネタにするには、ちょっと醤油味が濃い感じがしましたが、おでんのこんにゃくがやわらかいというのが新食感でいいです。
味については、おでんの場合は醤油より出し汁の味が染みた方がいいように思うので、次回は当日の朝、前の夜に仕込んだおでんを冷蔵庫に入れる際に、砂糖でもんだこんにゃくを加えてみたいと思います。
ほかにも冷凍による方法も紹介されていて、こちらは、
2.1を金属バットに並べてラップをして冷凍庫
3.2時間冷凍
4.流水で解凍して表面が固くなくなったら料理で使う
というもので、「厚さ5ミリ」というのがズバリうちの短冊おでんのこんにゃくなので、こちらもどんな感じになるか、いちど試す価値がありそうです。
※試してみました(2017年9月29日追記)。