わたしの普段使いのステレオイヤホンは、パナソニックのステレオイヤホン RP-HJE150
というやつで、ビックカメラとかで600円という安価ながら、個人的には音楽鑑賞用としても実用レベルだと思っていて、もう10年以上使いつぶしては買うということを繰り返してるリピーターです。
このイヤホンでとくに不満はないんですが、ときどきほかのイヤホンを試したくなることがあります。
でも、いまさら数千円とかましてや１万円以上もするイヤホンを物色するほどの物欲ではないので100円ショップのイヤホンが対象です。
100円ショップのイヤホンなんて聞こえるだけのもので、音楽鑑賞用と考えた場合は要求レベルの低いわたしでもアタリを引くことは少なく、ドブにお金を捨てる確率が高いだろうとは思ってます。
それでもなんとなく「これはいい音がするかも…」なんて思いながらダイソーやキャンドゥの売場であれこれ見ながら考えるのが好きなわけです。
しばらく前にキャンドゥで「スマートフォン用密閉型アルミステレオイヤホンマイク 約1.0m XYY-50」というやつの「アルミ」というところに惹かれて「ひょっとしてそれなりかも」と思って買ったら見事にハズレでこもりまくりの音でした。
なんてことが目に見えてるんで、ほとんどの場合は買わないで帰ります。
それが先日、ちょっと出先でそれなりの待ち時間をつぶす必要があり、音楽でも聴きたい気分だったんですが、あいにくiPodは持ってなくて音楽が聴けるのはスマホだけという状況で、たまたまダイソーがあったので、ここぞとばかりにイヤホンを物色しました。
そんななか見つけたのがこちら。
「音がクリアに聴こえる」と挑戦的。
ほかにも高級イヤホンによくあるような絡みにくいフラットケーブルのやつとかにも少し惹かれましたが、最終的にはこの売り文句が決め手で買いました。
で、音質はというと… まあ、クリアと言っていいのかどうかは微妙なレベルではありましたが、いままで買った100均のイヤホンではおそらくかなりいい方です。普段使いのイヤホンの一時的な代用品として使えるレベルです。
前述のキャンドゥのアルミイヤホンは音がこもりすぎて散歩中の英語ディクテーションにすら使う気がしないものでしたが、これなら十分使えるのでそちらで常用することにしました。
ちなみに、こういうカナル型イヤホンの場合、電気的な性能もさることながら、イヤーピースのフィット感が非常に重要だと思うんですが、今回のイヤーピースは普段使いのやつよりもいい感じなので、そういうことも音が良く感じる要因のひとつかもしれません。
普段使いのやつは、聴いてる最中に口を開けたりアゴの角度などが変わるとフィット具合が良くなったり悪くなったりするんですが、今回のは安定してます。
ということで、イヤーピースは普段使いのやつと交換して使うことにしました。
イヤーピース目的で予備を買ってもいいかも。