ATH-M50リケーブル化

モニターヘッドホン(ATH-M50)に3.5mmステレオジャックを付けてリケーブル化しました。

このヘッドホン、モニターヘッドホンということもあり基本的には自宅で電子ピアノの練習で使ってるんですが、最近の「いい音で聴くマイブーム」の影響で近所を散歩する時にも使うようになってます。

そこで問題になるのが重くて長いカールコード。

冬場はヘッドホンからのコードをコートやジャケットの襟から入れて、余剰な部分をスラックスの左腰から入れて右腰あたりからプラグを出してWALKMANに接続してポケットに、みたいな感じで運用してたんですが、これからの薄着になる季節はそうもいかない。

まあTシャツの内側に入れれば…という気もしますが、なんだかんだで嵩張るコードは鬱陶しいし、いずれはリケーブル化しようとジャックのパーツも買ってたこともあり、ここはひとつと重い腰を上げてという感じ。

自分で改造しなくてもATH-M50xとか元からリケーブルできるやつを買えばいいんだけど、ヘッドホン側のプラグが2.5mmでバヨネット式と汎用性が低い上に、ヘッドホン下からのプラグカバーが長くて肩に触れそうでうざったさそうでなんとなく触手が動かない。

3.5mmで非バヨネットのリケーブル可能なヘッドホンもあるにはあるけど、好みの音質かどうかというリスクもありちとめんどくさい。

その点手持ちのATH-M50をリケーブル化すれば慣れ親しんだ音質、汎用的な3.5mmでプラグカバーも長くないやつを使えば肩に触れないだろうし、なんならL字プラグにすればさらにスッキリといいことだらけ。

てなわけで意を決して改造に着手しました。

作業は事前に先人の改造写真などを見るなどしてある程度シミュレーションしていたつもりでしたが、

●ハウジングのゴムパッキンみたいなやつがなかなか外れない
→精密ドライバで強引に外した(パッキンを一部破壊)
.
●ジャックの半田付けで手間取りプラスチック部分をけっこう溶かした
→使えるレベルにはとどまっている
.
●左がモノラル(左右の音が出る)
→L側の基盤の半田付けで銅線の先端が少しバラけて一部がR側に半田付けしていた
→半田付けしなおした
.
●ハウジングのフタが閉まらない
→ハウジング内の基盤と円形フェルトを固定しているカバーがジャックと干渉
→カバーを外してメンディングテープで固定
.
●ジャックのハウジングから出る差込部分の長さが少し短い
→プラグの差込が少し甘くて抜けやすいが使えるレベル

などいろいろありながらも、なんとか無事改造できました。

ついでにケーブルも以前使ってたけどイヤー部分が壊れたフィリップスのイヤホンのケーブルを流用して、別のメーカー不詳の使ってないイヤホンのプラグ部分を繋いで作りました。

フィリップスのはL字プラグなのでまさに思ってたとおりの状態に。本当は両側をL字プラグにしたいところだけどL字プラグの潰してもいいイヤホンがなかったのでとりあえず。

ケーブルが純正でなくなることで音質にどう影響するかと思ってたところはあったんですが、以前と変わらず「いい音」だと感じるし、なによりカールケーブルってやっぱ重かったんだなと思わせてくれるくらい軽い装着感に大満足。

あと、先日買ったテスターも今回ケーブル作りの導通確認で大活躍でした。「そうそうこういう時にテスターが欲しかったんだよ」的な。

今回の改造はこれで終了だけど、ジャックのパーツはけっこう溶かしちゃったので耐久性の心配と差込の甘さ解消のためにそのうち交換するかも。

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