ピアノトリオを聴いている

最近、ピアノトリオの音源を集めるようになりました。

発端は「いい音で聴くマイブーム」で、当初はビートルズやプログレなんかを聴いてたけど、ロック以外に何かないものかと考えた流れで。

ネットで「音のいいCD」とかで検索するとジャズの音源がけっこう出てきます。

かつてはいい音響設備でジャズのレコードを大音量で聴くようなジャズ喫茶があちこちにあったくらいなので古いレコードでも音質いいものが多かったのであろうと想像。

でまあ、そういう音源を紹介するサイトのひとつでONKYOの「“ハイレゾ”を聴くならまずはここから~ハイレゾ定番アルバム~」みたいなとこに「ジャズを聴くならまずはここから~ピアノ・トリオ定番アルバム~」というのがあり、自分がピアノを趣味としていることもあって興味を惹かれた感じ。

トランペットやサックスが入るとちょっと賑やかすぎる印象もあってピアノトリオというのもあるかもしれない。

そんなわけでここ数週間、ビル・エヴァンス、オスカー・ピーターソン、レッド・ガーランド、トミー・フラナガン、レイ・ブライアントなどのピアノトリオ音源を入手して主に自宅で聴いてます。

聴いてみて率直に思うのは「何がそんなにいいんだろう?」。

もちろん聴いてて悪い気はしない、むしろ心地いいし落ち着くし作業が捗るような気もする。でもかつてジャズ喫茶でよくかかっていた名盤といわれるものを聴いても何故にそんなにみんなが夢中になっていたのかがわからない。

ジャズ全体に言えることなのかもしれないけど、結局はリードシートをベースにしたテーマ以外で繰り広げられるインプロビゼーションやプレーヤーの相互反応などの妙を味わうものだとすると、自分はそういうものにはあまり興味がそそられないのかもしれない。

などと言いつつ、しっとりとピアノトリオの音源を鳴らしながらぼんやりしてると、20代後半に時々行ってたジャズのレコードがBGMのバーを思い出す。

マスターが偏屈な人でカウンター越しに議論というか討論というかいろいろ話をした記憶がある。彼からすれば「生意気な若造がブツブツ言ってめんどくせー」くらいにしか思ってなかっただろうけれども。

晩飯の準備なんかをしながら聴いてると「あのマスターも開店準備や後片付けなどをしてるときはこんな雰囲気だったんだろうか」などと勝手に想像したりして。

そんな感じで結局のところここでもノスタルジー趣味も相まってピアノトリオ音源を物色する今日この頃です。

どれだけ集めてもそれほど違いはわからない気がするのでそんなに長くは続かないかもしれないけどそれはそれで。

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