先日の献血の記事、
でも少し触れましたが、先月の24日のNHKスペシャルでやってた『“隠れ脂肪肝”が危ない ~万病につながる“沈黙の臓器”の異変~』を観ました。
わたしは毎日アルコールを摂取していて、たまに右腹部あたりになにか気配のようなものを感じる身としては気になるテーマなわけです。
先の記事のように年3回の献血と年1回の自治体の健康診断、
で血液検査をしていて、肝臓の代表的な数値であるγ-GTPは常に正常値です。
でも、以前の記事でも書いたように、
もちろん低いのはうれしいんですが、以前テレビでこの値が正常範囲内で低めなのに肝硬変から肝臓がんになった人が出ていて、その番組ではこの値は肝臓がちゃんと働いている証拠でもあり、その人の場合は肝機能が弱っていたために数値が低かった、というようなことを言っていたようなことを思い出すと、ちょっと気になります。
ということがあり、この番組のテーマがまさにこのことでした。
記憶している範囲内での番組で紹介さていた隠れ脂肪肝としては、
・脂肪肝は進行すると、肝炎→肝硬変→肝がんになる可能性がある。
・肝硬変の段階になるともう戻れない。
・アルコールの取り過ぎは肝臓の脂肪処理が間に合わなくなることで脂肪肝に。
・脂肪肝でも肝機能が正常な場合があり血液検査に現れない。
といもので、ここまではほぼわたしが既に知ってた内容でした。
番組で隠れ脂肪肝リスクチェックというのをやっていて、これは本稿執筆時点では番組ホームページでもできるようになっていて、
やってみたら「中」と判定されました。その理由は明白で、
「多量のお酒を飲む頻度は? (日本酒なら3合、ビールなら1500ml、ワインならボトル1本、焼酎なら300ml)」
という設問に「週3回程度多量に飲む」にしたからで、他の設問では睡眠時間以外はとくに悪影響のある選択はしてません。ちなみに上記設問を「ほぼ毎日多量に飲む」にすると「高」になりました。
最近はローアルコール傾向で、
あまりストロング系の缶チューハイを飲んでないので上記選択肢にしましたが、以前だったら間違いなく「ほぼ毎日多量に飲む」で「高」だったでしょう。
番組では脂肪肝をナメてかかると、
・脂肪肝の人はがんの発生率が高い。胃がん、肺がんは2倍。
・脳卒中やアルツハイマーもマクロファージが死んだ肝細胞への集合信号が誤動作して正常な細胞を破壊してしまうことで発症する可能性が。
などとほかの深刻な病気の原因になるらしいと。これは怖い。
番組では非アルコール脂肪肝の予測式として「FIB-4 index」というのも紹介していて、この値が、
・1.3以上:肝臓専門医で詳しい検査
・2.67以上:4~8割が肝硬変または肝硬変に近い状態まで進行の可能性
で、さきほどの脂肪肝リスクチェックで「高」でも、この値がが低ければ自分で改善可能とのことでした。この計算はネットでも簡単にでき、
やってみたら「1.37」でした。つまり「肝臓専門医で詳しい検査」ですね。う~む。
なお、番組でやってた自分でやる改善方法は、
・大豆食品を摂る。
・コーヒーを飲む。
といったもので、わたしの生活に照らして考えてみると、
有酸素運動:△ 平日は1.5H程度の散歩をしている(有酸素運動とはいえないかも)
大豆:〇 毎朝納豆を食べている
コーヒー:〇 毎日3杯以上飲んでる
ちょっとまだ専門医に行くのは気が引けますし異常値のまだ下の方ということで、できるだけローアルコールを意識しつつ、番組でスクワットと有酸素運動をいかに生活に取り入れていくかということを考えたいと思います。