いま英語学習の気休めに『日本人の英語』(マーク・ピーターセン著)という本を読んでいます。
この本、初版が1988年と古いですが、本稿執筆時点でのamazonの売れ筋ランキングでは、
20位 ─ 本 > 語学・辞事典・年鑑 > 英語 > 学習法
46位 ─ 本 > 語学・辞事典・年鑑 > 英語 > 英文法・語法
と、いまでもそこそこ売れている本のようです。地元の図書館のホームページでもときどき借りられているのを見かけました。
おすすめ度も163個のカスタマーレビューで星4.5個と高評価です。
まあ、気休めなのでそんなに真剣に読んでないのですが、英語の数意識というところで「ほー」と思ったので、その部分を書いておこうと思います。
This actually happened to a Chicago woman, a friend of my mother.
上記の” a friend”は、自分の母には友達が複数いることを示しているらしいです。つまり”one of my mother’s friends”を意識していると。
仮に母に一人しか友達がいなかったら”the friend of my mother”または”my mother’s friend”になるそうです。
また、
I introduced the coach of my tennis club to an ex-wife of my brother.
の場合、コーチは1人しかいなくて、弟は少なくとも2回は離婚しているということになるそうです。
もしコーチが複数いるなら”a coach“、弟の離婚が1回だけなら”the ex-wife“になるそうです。
う~む、面白い。そんなことを考えてたんですね。英語ネイティブの人たちは。
ま、わたしはそんな数意識がどうのこうのという以前のレベルですけど。
この本、最初はなんか理屈っぽくて眠くなるなー、と思ってたのですが、もうちょっと読んでみたくなりました。