「sometimes」の発音(英語学習)

以前の記事に引き続き、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(森沢洋介著)による英語学習の備忘録です。

1月から『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』という本で、英語の勉強をしています。 いま中学2年レベルで、もう少...

「somtimes」は「サムタイムス」でいいのか?

下記のような例文がありました。

Driving a car is sometimes boring.
(車を運転するのは時には退屈だ。)
She sometimes play the piano for them.
(彼女は時々彼らのためにピアノを弾きます。)

いずれも「sometimes」が入っています。

付属のCDでこの「sometimes」がどう発音されているかというと、カタカナ表記してしまうと前者は「サムタイムズ」、後者は「サムタイムス」のように聞こえます。

「sometimes」の発音記号はWeblio辞書によると「sˈʌmtὰɪmz」で語尾は「z」になっていて、音声を聞いてみると「サムタイムス」に聞こえます。

あれ?発音記号の「z」って「ズ」じゃないの?と思ったわけです。

で、発音のサイトを探したところ、「フォニックス教授の英語発音教室」の「英語の発音と発音記号一覧」 というページを見つけて「z」の発音を聞いてみると、やはり「ズ」と聞こえます。

う~む、やはりそうですよね。ではなぜ「サムタイムス」になるのか?

発音記号「z」は「ズ」ではなく「ス」に近いらしい

さらにいろいろ調べたところ、下記のサイトにある程度納得できる回答を見つけました。

英語で悩むあなたのために – 子音 / s /, / z /

/ s /の有声音である/ z /を発音するときも、舌先が上顎に触れてはいけないわけです。/ s/z /は摩擦音ですから音の継続性があります。/ s /をしばらくならしてみて、そのまま息を声に切り替えると / z /音に変わります。舌先が上顎に触れていないことを確認してください。

ということで、発音記号「z」は日本語の「ズ」のように舌先を上顎に付けない、というのがミソみたいです。

「have to」の「ハフトゥー」みたいなものという解釈

つまり、舌先を上顎に触れない「ス」に近い状態なので、前後の発音の関係などで、ややもすると「ス」になりがちなんではないかと。

例えは適当かどうかわかりませんが、「of course」が「オブコース」ではなく「オフコース」だったり「have to」が「ハブトゥー」ではなく「ハフトゥー」になったりするようなものなんではないかと。

で、ほかにもWeblio辞書で調べてみたら「games」「thumbs」など発音記号の末尾が「mz」で終わるときは「ス」と聞こえるので、末尾発音記号「z」の直前が「m」なら「ス」になりうるという解釈で落ち着きました。

ちなみにこれは進行同化というみたいで、先のサイトにも記載されていました。

英語で悩むあなたのために – 066.音の同化

「無声音、有声音のいずれも声帯の振動の有無をそのまま保った方が発音しやすい」

直前の発音がそのあとの発音に影響するということですね。

とりあえず「サムタイムス」で

やってみるとわかりますが、舌先を上顎に付けずに「ズ」と発音するのはけっこう難しいです。

ま、わたし的にはそんな発音云々以前のレベルなので、気持ち的に「サムタイムス」のほうがしっくりくるので、とりあえずこれでいこうと思います。

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