以前の記事に引き続き、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(森沢洋介著)による英語学習の備忘録です。
前回は「you」が「あなた」なのか「あなたたち」なのかという話でしたが、今回は「brother」が兄か弟か、「sister」が姉か妹かという話です。
やはり「brother」だけでは兄か弟かはわからない
例によって前出の本に、以下の例文がありました。
She noticed her brother leave the room.
(彼女は弟が部屋を出たことに気づいた)
My sister got home latest in my family yesterday.
(昨日姉は家族で一番遅く帰宅しました)
(彼女は弟が部屋を出たことに気づいた)
My sister got home latest in my family yesterday.
(昨日姉は家族で一番遅く帰宅しました)
瞬間英作文をやるぶんには、「弟」→「brother」「姉」→「sister」と訳せばいいように思いますが、実際の会話で「brother」「sister」と言われて、兄弟、姉妹のどちらかわかるのか、という疑問です。
今回も前回の「you」同様、結論はやはり「わからない」ということのようです。
「older」とか「younger」とか
実際の会話では、
【兄】
older brother
elder brother
big brother
【弟】
youger brother
little brother
【姉】
older sister
elder sister
big sister
【妹】
youger sister
little sister
older brother
elder brother
big brother
【弟】
youger brother
little brother
【姉】
older sister
elder sister
big sister
【妹】
youger sister
little sister
のように、兄姉は「older」「elder」「big」、弟妹は「youger」「little」で使い分けると使い分けるみたいですね。
兄弟姉妹をひとことで言うと
ちなみにこの本には下記のような例文もあります。
How many brothers and sisters does Emily have?
(エミリーには何人の兄弟姉妹がいますか?)
(エミリーには何人の兄弟姉妹がいますか?)
「brothers and sisters」って口に出して言ってみると長くて言いにくかったりしますが、これは、男女の区別がない「sibling」を使って、
How many siblings does Emily have?
のように短く言えるということを、今回調べている過程で知りました。
アニキ!
さらに蛇足ながら、もっと気軽に、
Hey bro!
Hi sis!
Hi sis!
と略してしまったりすることもあるみたいです。
この例文の場合、実際に血縁関係がなくても親しい間柄であいさつするときなんかに使われるようで、日本語でいうところの「アニキ!」みたいなものですかね。
【参考サイト】
ここでは、兄弟姉妹に関する様々な英語での言い方を解説致します。例えば、 I have a brother. というと、その兄弟とは兄なのか、弟なのか分かりませんよね。そんなわけで、ちゃんとした兄、弟の言い分け方なども解説していきます。1.兄