電子ピアノ(KORG D1)のACアダプタが接触不良で、
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バックパネルを外して剥き出しのDCジャックに挿してみたら角度が変わったみたいで使えたがそのうちダメに
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その状態でさらに挿す角度を変えて挿したら使えたがそのうちにダメに
実際とりかかってみるとサイドパネルだけじゃなくてトップパネルも外す必要があり、想像以上に大掛かり。
で、どういう状態だったかというと、DCジャックのハンダが浮いてたりするわけではない。
ということはDCプラグのサイドに接触する金属板の角度が緩んでるのではないかと考え、精密ドライバでジャックの背後から押してみたり前の穴から板の隙間に突っ込んで角度を変えてみたりしつつ電源が入るかどうかチェック。
すると少しずつ電源が入りやすくなり最終的にほぼ100%電源が入るように。
その過程で、DCプラグを刺した状態で金属板に対して平行に角度を変えてみると、左右に角度があるときはOKだけど真ん中あたりで電源が一瞬落ちる。つまり金属板の真ん中が度重なる挿抜で摩耗して凹になりプラグの接触しない雰囲気。
というわけで金属板の角度を変えて凹がズレるようにしたら安定して電源が入るようになりました。
最後にせっかく開腹したので掃除(基盤や周辺の埃を掃除機で吸ったり、鍵盤の奥の部分を拭いたり)して、トップパネル、サイドパネルなどを組み戻して作業終了。
と思って試奏したら、一部の鍵盤で音が出なくてちょっと焦りましたが、再度開腹して鍵盤のケーブル→基盤のコネクタの差し込みが甘いことが判明し事なきを得ました。
まあやったことは修理というかDCジャックの金属板の角度調整なんだけど、こういうメンテナンス的なことをやると愛着もひとしおと感じる今日この頃。