しばらく前に中古でSXのジャズベースを買い、当初はそれほど気にならなかったんですが使っていくうちにフレットのバリが気になってきました。
弾けるけどなんか引っかかりを感じるみたいな。
特に気になりだしたのはスラップをやり始めたあたりから。わりと激しく左手の横移動をするとザクッときたりして下手すると怪我するかもな気配。
こういうのは気になりだすと意識がそっちにいっちゃうので、気になるフレットを以前ダイソーで買った細いダイヤモンドやすりで削ることに。なんせ5500円で買ったベースなんでそのあたりは気軽に。
やり始めてわかったのが、
・フレットの角を削らないといけないケースがわりとある
・うっかり指板を削ってしまうことも
・ダイヤモンドやすりは目が粗いので削った表面がザラザラ
・削った周辺を整えないとそこが新たなひっかりポイントになることも
などなどいろいろ勉強させてもらいつつ試行錯誤しました。
おかげでけっこういい感じにはなったけど、ハイフレットの磨きにくいところはまだちょっとチクチクする感じ。まあそんなところは弾かないので実用上問題ないけどなんか気になる。
そんな折、ネットで「フレットのバリはコピー用紙を重ねて磨くといい」なんてのを見つてさっそくハイフレットをコピー用紙っぽいチラシなどの紙で磨いてみることに。
紙なので少し根気は要るけど気になるところを集中的に磨いてると案外バリが取れる。細か目のサンドペーパー的な感じでしょうか。指板へのダメージもほとんどないみたい。あんまりゴシゴシやるとちょっと木肌の雰囲気が変わる気がするけど。
これはいいってんで、ミドル&ローフレットのバリではないちょっとしたひっかりやダイヤモンドやすりの粗い削り跡の研磨にもいいんではないかとちょいちょい磨くようになり日々ネックが買った時よりスムースになっていく今日この頃。
まあちゃんとした状態の楽器ならこんなことはしなくていいんだろうけど、こうやって手をかけてるとどんどん愛着が湧いてきますな。