先日完成したUSBカメラ&不要ノートPCによるテレビドアホン、
ですが、課題のひとつだったコマ落ち問題について、やはりUSB HDDだとUSBの転送速度がネックになってしまってるんではないかと考えました。
で、しばらく内蔵用のSATA HDDをハードオフで物色して、120GBで1,000円というのを見つけて買おうかどうか迷ってたところ、別の目的で自宅の電気関係箱を漁ってたら80GBのSATA HDDを見つけました。なんだあるじゃん。
前に使ってた液晶テレビでは外付けHDDをいろいろ使いつぶして、
もう手持ちのSATA HDDは使い切ったと思ってたんですが、使い切ったのは大容量のやつで80GBは使ってはみたものの8時間しか録画できないのはやはり窮屈で外してたんでした。
というわけで、さっそくいまのUSB HDDをクローンコピー。USBから内蔵にすることでハード構成が微妙に変わることで何か問題があるかと心配してたんですが何事もなかったかのように起動。
OS起動速度からして明らかに速いので、性能の差に期待がふくらみます。
で、肝心のコマ落ち問題ですが、framerate:30でも楽勝で期待どおりの結果でした。
さらに、USB HDDでなくなったことで見た目にスッキリして軽量化できた(玄関にPCを安全に置く場所がなくカラビナでぶら下げてるので軽い方がいい)のと同時に2つしかないUSBポートのひとつが空き、メンテ用にキーボード・マウスが接続できるようになりました。
さて、こうなってくると欲が出てくるのが解像度。
使ってるUSBカメラ(Logicool C270)は仕様ではフレームレートの最大値は「30fps 640×480」となってますが、光学解像度としては「1280×960」で、画角4:3のビデオキャプチャは「800×600」までいけることになってます。
なので、ひょっとすると30fpsより落とせば解像度を上げられるんじゃないかと思ったわけです。
で、いろいろ試したところ、960×720でframerate:10で録画できることがわかりました。なお、framerateはmotion.confでは30を設定したんですが、動体検知時に自動的に落とされるようです。
もとの640から1.5倍程度の拡大ですが、やはり解像度は少しでも高い方が見やすいので。
解像度以外の主な変更は、motionをデーモン化したのでUSBカメラが接続されていれば起動と同時に動体検知を開始できる状態になり、USBカメラもドアスコープにワンタッチで装着するアタッチメントを段ボールで作成したので、気軽にドアホンシステムを脱着できるようになりました。
というのも、ドアにカメラが装着されてて、そこからコードが伸びて基盤むき出しのノートPCが常に玄関にある風景というのもちょっとどうかと思うところがあり、いまのところカミさん不在時のみの運用なので脱着のしやすさは重要です。
あとはやはりなんとかピントがもうちょっとよくなるとうれしいんですけどね。