プロトレック PRG-50

腕時計はしなくなりましたね。

prg-50

でも、腕時計は好き「みたい」

しかし、なぜか腕時計というモノそのものは好きみたいです。自分のことなのになぜ「みたい」なのかというと、ハードオフなどに楽器をよく見に行くのですが、たいてい腕時計コーナーも見てしまいます。そうやってもう何年も腕時計コーナーをチェックするという習慣なのですが、この習慣になってからいちども買ったことがありません。

つまり、腕時計は気になるけど買わないというナゾの行動です。正確にいうと実は今年の4月にキャンドゥのアナログ腕時計を興味本位で買っていますが、ちゃんとしたメーカーの腕時計は買っていないのです。

最後に買ったのがプロトレック

いわゆるメーカー製の腕時計を最後に買ったのは、10年以上前に買った冒頭の写真の時計、カシオのプロトレック(PRG-50)です。当時中古で15,000円くらいだったと思います。いわゆる山に登る人向けの腕時計です。

しかし、当時わたしは登山などしていませんでした。もう見た目のヘビーデューティーさとタフソーラーという当時としては珍しいソーラー発電システム、トリプルセンサー(磁気センサー、圧力センサー、温度センサー)により、それぞれ方位、気圧・高度、温度が計測できるという多機能なガジェットという面に惹かれて買ったのだと思います。

山で使う…

実はその後、この時計の影響というわけではありませんが、山歩きを趣味にするようになり、この時計も山で活躍することになりました。

とはいえ、わたしがやっていたのは、あくまでも「山歩き」で、しかも高尾山や奥多摩などの低山の山歩きがメインでした。

つまり、こんな高機能な時計が本来の活躍をする場面はほとんどなく、いちばんよく使ったのが方位計(アナログのコンパスで十分ですね)でしょうか。あとは気圧の変化でだいたい天候予測ができること(そんな天気の悪くなりそうな日に山に行ったりはしないのでほとんど意味がない)や、高度計が一定時間単位でグラフ表示してくれるので、急な登りを歩いているときに、いかに自分が急斜面をがんばって登っているかという自己満足的モチベーショングッズとして使っているくらいでした。

ビジネスで使う…

当時はすでに携帯電話も普及していましたが、この時計はガジェットとして好きなモノだったので仕事中もこの時計をしていたように思います。ただ見てのとおりのごつい時計ですので、夏場なんかはけっこう汗をかきますし、冬場でもスーツやワイシャツの袖が中途半端にひっかかったりしてビジネスにはあんまり向いてない感じで、そのうち腕につけることはなくなり、持ち歩くこともなくなったように記憶しています。

現在の用途

で、いまこの時計をどうしているかというと、いつも持ち歩くカバンの外側に時計のベルトで装着していつでもチェックできるようにしています。これは自転車などで移動することが多いので、時刻を確認するためにポケットなどからスマホを出す手間よりカバンについていたほうがラクにチェックできるからです。

たまに腕につけると脳が疼く

というわけで、いまでは腕時計としては使っていないわけですが、まだそれなりに現役として活躍しています。たまにカバンから外して気まぐれに腕につけると、そのごつい存在感がわたしの「腕時計が好きみたい」という部分に対してなにかを働きかけてきて脳が少し疼きます。ソーラー充電もいまだに問題ないようなので、この先もずっと使い続けることでしょう。

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