「いい音で聴くマイブーム」の延長線上で自宅でもそこそこいい音で聴けないものかとパワーアンプを物色中です。
「いい音」といっても、自宅で音楽を聴くというのは基本的に、Mac miniのミュージックアプリで128kでエンコードしたmp3を鳴らすことが多く、そんなにすごい音響システムは不要でこれまではMac内蔵のスピーカーで聴いてました。
たまに多少いい音にしたいときに、以前記事に書いたPC用の2.1chマルチメディアスピーカーのアンプ+パイオニアのサラウンド・リア用スピーカー(S-X7)で音を出すということをやってたわけです。
でも、そのためにスピーカーの電源を入れてケーブルを接続したりしてちょっとめんどくさい割にそれほどいい音でもない。一方、Macの内蔵スピーカーが聴き流すレベルなら案外いい音なのでだいたいMacで鳴らしてきたと。
でまあ、ふと「S-X7を直接Macに繋いだらどうなるんだ?」と思いついてやってみたら、そこそこ鳴ってくれることを発見しました。
最初はMacで音量Maxでやっと鳴ってるという状態で、昨今のインピーダンスが6Ωとか8Ωなどのスピーカーに比べて16Ωと高めなのでやはりこれくらいが限界かという感じ。
その後、ミュージックアプリのイコライザーにプリアンプという設定を見つけて、それを上げるとMacの音量7割あたりでも実用レベルに。さらに低音と高音を少し持ち上げると音質的にもそこそこアップしてなかなかいい感じに。
ただ、ギターやシンバル・バスドラなどの密度や圧が高めの激しいヘビメタ系は音が潰れがち。このへんはパワー不足もありつつ音源やスピーカーの問題かも。密度の高くない曲ならけっこうクリアで心地いいレベルの音圧もある。
当然だけど外部のアンプを使わないので、ケーブルを挿す手間は残るもののアンプの電源を入れなくていいというのは地味にうれしい。なんならケーブル繋ぎっぱなしにすれば手間要らず。
ちなみにウォークマンをこのスピーカーに直接繋ぐと音量100くらいから実用レベルで使えそうな感じ。ただflacの良さはこの環境では得られない(ウォークマン+ATH-M50でこそという)気がするので、自宅オーディオでそこまで求めなくてもいいんじゃないかと。
てことはパワーアンプ要らないんじゃないかという気もしたりして。
他方、パワーアンプ以外にもUSB DACを試してみたいという気持ちもあったりして、まあ沼にハマらない程度にゆっくり考えます。