わたしはほぼ毎日ピアノの練習をやっているんですが、週末やカミさんの連休などで2、3日ほど空くときがあります。
ここ最近も、ジャズフェスやお祭などのイベント、カミさんの趣味の手伝いなどで2、3日空くことがありました。
そうやって間が空いたあとに練習すると、なぜか以前よりもうまく弾けてるような気がしたりします。
以前はなかなかうまく弾けなかったパッセージがスルッと弾けたり、ノリが良くなってる気がしたり、以前は苦労してたテンポがわりと弾けるようになってたり、以前は気づかなかった問題や解決策が見つかったりして、結果的に練習が楽しかったりします。
なんかこうなってくると、毎日練習しない方が上達するんじゃないかと思ったりして。
考えられることは、
・苦手意識がリセットされて脱力して弾ける
・指の疲労などかとれて運指が少し楽になっている
・練習内容を少し客観的に捉えることができるようになってる
・脳の中で前回までの情報が整理される時間ができた
なんだか似たような項目の列挙になってますが、こんな感じでしょうか。一方で、
・指が少しなまってる気がする部分がある
などマイナス面もあったりしますが、感覚的にはマイナス面よりもプラス面の方が強い気がしなくもないです。
練習すればするほど上達するような若いころならいざ知らず、わたしのような50代半ばでなかなか練習しても上達スピードが遅いと、毎日練習しても2,3日に1回の練習でもそれほど変わらないんじゃないどころか、毎日練習する方がよくないんじゃないかとさえ。
とはいえ、やはり効果のほどはともかく「はやくくうまくなりたい」とか「指がなまるのが怖い」という気持ちが勝ってなかなか実際に試す気持ちにまではなってませんが。
まあ、練習できない日があると少し罪悪感とまではいかなくとも残念感があったりしましたが、そこまで考える必要はないというか、いい感じに休養になってると思えばいいのかなと。
逆に、スランプとか少し楽しくないと感じたときなどは、敢えて2、3日練習しないでリフレッシュするということの意義を感じたりもしてます。