いまトレーニングをしている『みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング』(森沢洋介著)の学習メモです。
下記のような文章がありました(元の文章が長いので編集してます)。
(彼は英語を教えることに経験豊富です – プログラム5-1より)
He had similar experiences in many places.
(彼は多くの場所で似たような経験をした – プログラム6-3より)
「経験」を表す単語が上の文では experience で単数形で、下の文章では experiences で複数形ですね。
下の文章では、in many places で「多くの場所で」ということなので、経験も複数になって experiences になるのは自然だと感じました。
一方、上の文章では a log of と「たくさんの」とわざわざ言っているわけですから、experience も複数形になるべきではないのかと疑問に思ったというわけです。
で、experience を Weblio辞書で調べると名詞の欄に、
1不可算名詞 経験,体験 〔in,of〕.
2可算名詞 (具体的な)経験,体験.
とあります。不可算名詞、可算名詞のどちらもありうるということですね。
しかも可算名詞はの場合は「(具体的な)経験」とあります。
ということから、冒頭の文章では、上の文章の「経験豊富な」は具体的な経験を指しているわけではないので不可算名詞となり複数形にはならない。下は実際に経験したことを指しており具体的なので複数形になるということですね。
ほかにも operation , reason , steak なども同じような感じ具体的かどうかで可算、不可算の使われ方をする名詞があるようです。