ビッグ・ファット・キャットシリーズ第7巻を今朝読み終えました。
ついに終わってしまった
とうとうこのシリーズの最終巻が終わってしまいました。
最終巻には、いままで本の後半に付いてきた解説コーナー BFC BOOKS PRESENTS はなくなり、物語のページがボリュームアップしてます。
物語の内容についてはネタバレになるのでここには書きませんが、ある程度は予想の範囲内だったかな、という感じはありつつも結末までの展開の中で十分楽しめました。
英文を英文のまま理解する世界を垣間見た
これまでこの7巻のシリーズを続けて読んできたわけですが、最初の頃よりは確実に英文を読むスピードが上がってきたと思います。
それと同時に、まだまだ未熟ではありますが英文を英文のまま理解するように読むことが多少はできるようになってきているように感じています。
物語の世界に引き込まれる
たぶんこれは物語の世界に引き込まれることで、英文を読みながら頭の中にイメージを描くことができるからだと思います。
また、物語の先が気になるので、よほど理解できない文章でなければ、多少わからない単語や言い回しがあっても読み返すことなく読み進んでいたことも、英文を英文のまま理解することにつながっていると思います。
引き込むための仕掛けが秀逸
やはり物語がちゃんと楽しめる内容で、挿し絵もイメージを形成するのに役立ちましたし、英語の教材的な味気ないものではなかったところが大きいです。
サイドストーリーやいろいろな仕掛けでていねいに物語の世界を立体的に作り込まれていたことも物語の世界に浸る助けになっていました。
物語とは別に、1~6巻までの解説コーナー BFC BOOKS PRESENTS もいわゆる教科書的な英語の解説ではなく、あくまでも英語で物語を読むことの楽しさを伝えようとするもので、活きた英語の世界を感じることのできる解説でした。
さて、つぎは…
第1巻の『ビッグ・ファット・キャットとマスタード・パイ』を読み始めたのが6月下旬だったので約ひと月半この物語の世界に浸ることができました。
とうとう読み終えてしまったことで、しばらくはビッグファットキャットロスか、と思いきや今年の3月に続編といってもよさそうなものが出ているのです。
こちらは半分くらいはこの著者独特の文法解説書的な内容だったりしますが、その解説を活かして英文を読むための新作の物語が入っているのです。
こちらは図書館でもけっこうな人気で予約待ちをしていたのですが、運よくいいタイミングで借りることができたので、もうしばらくはこの物語の世界に浸れそうです。