阿佐谷ジャズストリートに行ってきました。
このイベントは何年か前から知ってて、いつか行きたいと思いつつなかなか行けなかったのがようやく行けました。
とりあえずのターゲットは、いつもウクレレ関係でブログをチェックしているかどくらたかひろさんが参加している南阿佐ヶ谷ウケロックスでした。
かどくらさんのブログでもよく紹介されてますが、このバンドのリーダー(?)のデイジーどぶゆきさんのはじけっぷりが気持ちのいいバンドです。
デイジーさんも言ってましたが、このジャズイベントのなかで、Born To Be Wild に始まり、ビートルズやストーンズも織り交ぜつつ、ボン・ジョヴィのLiving On Prayer、ジャーニーのSeparate Waysなど、あまりウクレレでは馴染みのない曲まで演るという感じ。
デイジーさんはこのこのブログでも記事にしてるウクレレのフリーペーパーRolling Coconutsでも取り上げられたことがあるようなウクレレプレーヤーですが、この場ではアコギをかき鳴らしながらファルセットボイスでボーカルを熱演しながら見事にオーディエンスをアジってました。
ちなみに、デイジーさんは阿佐ヶ谷のLAST GUITARという楽器店でウクレレ教室もしているようで、このバンドでウクレレを弾いていたのもその生徒さんとのこと。
かねてから、かどくらさんのブログなどを通して写真や映像を拝見して、かなりアグレッシブな方だとは思ってましたが、ようやくそのパフォーマンスを生で見ることができて感動しました。
なんというか、ロッド・スチュワートというかヴァン・ヘイレンというか、ストーンズの曲のときにはロン・ウッドのような、そこにいるだけで人を惹きつけるルックス、それを裏切らない心地よい煽り。オーディエンスを完全に魅了してました。
ちなみに、かどくらさんもこのバンドのときはウクレレではなく、ミニベースを担当されてます。彼はプロフィールによると元はベースプレーヤーのようで、このバンドではフロントのウクレレをベースラインで支えてる感じです。
今月のはじめに、府中のジャズイベントにも行ってて、
そのときは中心から外れた会場、今回もどちらかという外れにある会場だったんですが、今回はどのバンドもレベルが高く感じて引き込まれました。
やはり都区内のイベントになるとこれくらいは当たり前なんでしょうか。
もちろん、府中のときはエレクトリックな楽器にホーンセクションの大人数編成、今回はどちらかというとアコースティック中心の少人数なので単純比較はできないかもしれませんが、あのキンキン耳鳴りがするような轟音より、今日のような各楽器の音が心地よく聴こえるほうが好みです。
こういうイベントのときは電車代をケチって、チャリで行くことが多いわたしですが、今回はジャズを聴きながら呑むという目的もあり、珍しく電車で行きましたが、その価値は十分ありました。