先日からキーボードの練習で、左手のベースラインを弾く持久力の強化を目的に握力の強化を行っています。
具体的には、100均で売ってるようなスポンジ状のボールを握ったり、同じく100均のハンドグリッパーを暇なときに握ってたりしてます。
これによりキーボードの左手のパフォーマンス向上が望めそうなのですが、ウクレレにもいい影響があることを実感しつつあります。
これまでのウクレレの左手強化としては、毎回練習のウォームアップとして1フレットずつ4本の指を各弦でなるべく指をフレットから離さないように順番に弾くような練習や、人差し指と小指によるトリルなんかをやってました。
たしかに、こういう練習をする前よりも左手の筋力や指の動きは良くなったように思いますが、今回ハンドグリッパーなどを使ったあとでは、さらに筋力がついたのか左手の自由度が高くなったように感じます。
とくにわたしの場合、ウクレレはストラップなしで弾くので、左手のどれかの指か人差し指の付け根あたりでネックを支える必要がありますが、これがだいぶ楽になり演奏にもいい影響がある感じです。
さらに、特に最も力の弱い小指のパフォーマンスの向上がいい感じで、小指だけでフレットを押さえながら移動するシチュエーションがだいぶ楽になりました。
以前はウクレレを弾くための筋肉強化は、ハンドグリッパーなどで鍛えるのではなく演奏用の筋肉を鍛える必要があり、先述のトリルやスケール練習などで鍛えるのが最も効果的ではないかと思い込んでました。
でも、今回ハンドグリッパーを使ってみて、やはり基礎的な筋力をつけたうえでウクレレの運指を考慮した筋肉を鍛える方がいいんじゃないかと思えてきました。
このハンドグリッパーによる筋トレですが、案外ウクレレ初心者などがある程度上達したあとなかなか上達しなくてスランプみたいな状況に陥ったときに、指のパフォーマンスを上げて動きをよくするためにもいいかもしれませんね。
とくにわたしのように日ごろあまり握力を必要とする作業やスポーツをやってないような人の場合、かなり即効性(数日くらい)を実感するのではないかと。