オンドカーズハイ
いまわたしは『みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング』（森沢洋介著）を使って音読を中心とした英語学習をしているわけですが、英語を音読しているとときどき独特の感覚になることがあります。
とくに感情を込めて音読しているときに、スムーズで自分なりにわりといい感じだと思えるような状態でひたすら音読し続けていると、一種の高揚感のような気持ちよさを感じることがあります。
ランナーが長時間走っていると脳内にエンドルフィンの分泌量が増して気分が高揚し苦しさなどを感じなってどこまでも走れる感覚にさえなるというランナーズハイにも似た感じです。
わたしはこれを勝手にオンドカーズハイと呼んでいますが、この状態になると自然と身振りなども入って音読するようになったりして、傍目から見るとちょっとヤバい感じですが、やっている本人は気持ちがいいのです。
感情移入がポイントだと思う
いまの音読パッケージの本の前に『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』（森沢洋介著）で瞬間英作文して口に出して言うというトレーニングをしていました。
そのときも似たような高揚感がありましたが、この本は短い例文が多く各例文に関連性がないため感情移入がしにくかったです。
いまやっている音読パッケージの本の場合は、それなりに長い文章があるうえにストーリー性があるので感情移入しやすいです。
やはり感情移入してないと味気ない音読になりますし、逆に感情移入してそのシチュエーションを想像しながら音読するのがオンドカーズハイになりやすいと思います。
ただ、この瞬間英作文を４ヶ月くらいやって英文を口にすることの抵抗感が薄まったことが、現在それなりの長い文章でも音読できる状態につながっています。
音読はひきこもり系リタイアにいいと思う
音読は英語の学習に非常に有効であるといろんな英語の達人が言っていますが、そのほかにも脳を活性化して記憶力アップやボケ防止、ストレス解消などいろいろメリットがあるようです。
あと、わたしのようにふだんカミさんくらいしか言葉を口に出して話す相手がいないようなリタイア生活を送っている人間は、喉が弱るのかときどき話していると声がかすれたりしていましたが、音読はこれの予防にもつながっているような気がします。
わたしはあまりお金のかからない趣味として英語学習をしているわけですが、まさか英語学習で高揚感を得られるとは思いませんでした。
まあ、英語学習はとかく挫折しがちなので、こういった楽しさって大事ですね。