今年の4月に義母の認知症の気配について書いたけど、その後も徐々に進行中。
・人の話を聞かない(自分の言いたいことだけ話し続ける)
・人の話が理解できないことが多い
・まったく同じ内容の電話を何度もかけてくる
・何か気になることがあるとそればかり考え続けてる(ように見える)
・一連の会話が無限ループ(いくつかの同じ話の繰り返し)
・ちょっとしたことでパニックor落ち込みがち
・孤独耐性が弱く鬱になりがち(趣味らしい趣味もなく知人も訪ねてこなくなった)
・もうだめだ的、親類関係、体調不良などの愚痴が多い(基本的にネガティブ)
まあそれでもカミさんの実家でひとりでなんとか暮らせているのでいい方なのかもしれない。
電話がかかってくるときはネガティブモードが多いので、そういう面が見えてるだけで通常モードの時はわりと真っ当な暮らしぶりなのかもしれない。気になることについては意外と論理的に考えてる感じもあるし。
しかし4月と比べて、同じ話の繰り返し&さっき伝えたことを忘れる、人の話を聞かない&理解できない確度・頻度ははっきり上がってるので症状が進行していることは間違いなさそう。
なのでカミさんは相変わらず大変。週に一度は買い物や通院、服用薬のメンテなどのためにクルマで片道1時間かけて通っている。
実家の近所に引っ越すという話はあったものの、カミさんは趣味関係の集まりの役員で忙しくてなかなか進まない。ちなみにカミさんは晴れて定年退職したので仕事のことを考えなくてもいいのがラッキーといえばラッキーなのか。
個人的には4月の頃はまだ義母に同情の気持ちがあったけど、あまりに娘に頼りすぎる振る舞いとネガティブオーラの垂れ流しに最近は苛立ちを覚えることもしばしば。
何か言おうとしても会話にならないし、会話になっても理解してもらうには時間と手間がかかる、理解できてもすぐ忘れる可能性が高いという無双状態には無力感を禁じ得ない。
昔はもうちょっとちゃんとした人だったけど、そんな人がこうやって壊れていくのを見るといろいろと考えてしまう今日この頃。