2018年1月からキーボード、同5月からは電子ピアノの練習状況の記録です。
練習パターンは前回までは、
(+初歩的な教本の1冊目)
・2日めは重点的にやりたい曲を一通り
(+初歩的な教本の2冊目)
・3日めは前回まで必須メニュー(後述)
・残りの日は適当にやりたいことをやる
・基本的に土日祝日はやらない
だったんですが、前回の記事で、
そこそこ弾けそうなやつ以外の曲の練習や教則本、必須メニューのようなトレーニングはやめてもいいんじゃないかと思い始めてる今日この頃。
と書いたように初歩的な教本は2冊ともやめました。必須メニューについては考え中です。
ちなみに「必須メニュー」は下記の通り。
・両手でコード連打などのリズム練習
・スケールの半音移動
・指またぎ、指くぐりの反復
・半音オクターブ移動
・指の独立練習
・複数指による単音連打
・重音フレーズ
・課題曲はその他の曲で苦手意識のある箇所の反復練習
※上記をできるだけメトロノームを使ってやる
初歩的な教本をやめた理由は、そもそも始めた当時の動機が楽譜を見ながら弾けるようになったら暗譜しなくても簡単な楽譜ならたどたどしくてもそこそこ楽しめるんじゃないかというものでした、しかし思惑通りにはいかないもので、
→1年半もやってて初歩的な教本でこの程度かという現実
●楽譜を見てるようで見てない気がする
→見てるつもりだけどちゃんと見てたらこうは弾かないだろうということが起きる、暗譜しないように繰り返し練習はしないようにしてるが、うろ覚えの暗譜で弾いてしまってることがある気がする
●楽譜を見てても指が勝手に別の鍵盤を押す
→特に薬指、小指がからむと簡単なフレーズでもぎこちなくなる
といったような感じで、だんだん教本をやること自体が苦痛になってきました。
一方で、
●このペースで上達してもたぶん思ったような感じで弾けない気がする
(左右の手の独立が怪しいので楽譜を見ながらリズムが取れないかも)
●どちらかというと暗譜した曲の完成度を高める方が楽しくて実がある気がする
●弾きたい曲があったら暗譜すればいい(忘れる可能性も高いけど)
●ギターやベースも楽しくなってきたのでそっちに時間を使ってもいいかも
などといった気持ちが沸々と湧いてきてやめることにしました。
昨年初めあたりからやってたので1年半くらいでしたが、これが無駄だったというわけではなく、片手ずつなら多少は楽譜を見ながら弾けるようにはなったし、基本的な指遣いみたいなやつもトレーニングできたので、これはこれでよかったんではないかと。
で、実際にやめてみると思ったとおり楽しいですな。
教本をやってた時間で、課題曲Boogie Woogie Stompやaquaなどの苦手な部分がどうして苦手なのかじっくり取り組んだり、新しい楽譜をつまみ食いしてみたり。
必須メニューは自分で苦手な部分を鍛えるために考えたメニューなのでそれなりに意味があり効果も実感してるけど如何せん地味で苦痛になりがち。なので特に強化したいところがある時に短期集中でやる方向で考え中です。
しばらく前からやめるかどうか迷ってたけど、前述のように60代を迎えるにあたってできるだけ楽しいと思えることだけをやっていきたいという思いが強くなってきたのと、先日街角ピアノでちょっと褒められたことでいろいろ吹っ切れた気がする。
そんなわけで、これからはもっと自由にやっていこうと思います。