『医者に殺されない47の心得』

『医者に殺されない47の心得』(近藤誠著)を読みました。

先日『健康診断は受けてはいけない』を読んで「我が意を得たり」の気分になり、ほかの著書も読んでみようということで。

『健康診断は受けてはいけない』(近藤誠 著)を読みました。 きっかけは、先日、自治体の健康診断のついでに受けた大腸がん検診で陽性判定を...

今回は47個のトピックについて数ページ単位でまとめられ、細切れの時間に気楽に読めるようになってます。

内容的には『健康診断は受けてはいけない』同様、検診や抗がん剤治療などへの批判的な内容で、ひとことで言うなら「救急搬送以外で病院に行くな」という近藤節満載です。

そんなわけで、けっこう刺激が強い部分もあるので医者にかかってる人や関係する人には毒にも薬にもなりうるので注意が必要かと。

書かれていることすべてを真に受けるのではなく、医者は聖人君子でも勤労奉仕でもなく職業のひとつであり、ビジネスや覇権争い的な面もあることを踏まえて自分のアタマで考える一助として読むのがよいのではないかと。

今回、そんな医療的な内容とは少し違うところでまた「我が意を得たり」があったのでメモ。

それは「心得35 石けん、シャンプーを使わないほど、肌も髪も丈夫になる」という項目。

著者は作家の五木寛之さんと対談したときに、『路上生活者にハゲ頭なし』という真理を発見し1ヵ月半に1回しか髪を洗ってない」と聞いて自ら1ヵ月髪を洗わなかったそうです(その後週イチに、ちなみに身体はお湯で流すだけ)。

著者も書いてますが、ちなみに五木寛之さんといえば80歳を超えても髪の毛がフサフサという印象があります。

人間の皮膚には肌を悪い菌などから守るブドウ球菌や皮脂があるが、石けんやシャンプーなどで洗いすぎると悪い菌が繁殖する原因になるらしい。

湯シャン歴3年で、あとブログには書いてませんが体を石けんで洗うのは週に1回だけのわたしがここに共感したのは言うまでもありません。

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