リタイア3年目に突入

おととしの3月31日に退職したので、今日からリタイア3年目になります。

リタイア1年めはぎこちなかった

最初の年はハローワークや健康保険、年金などの手続きでなにかとやることがあったりしてバタバタしていたように思います。

また、簡単な家事などもするようになり、とくに平日の晩ごはんは自分が作るようにしたので、晩ごはんのメニューを考え、買い物をして調理するのにけっこう時間を費やしていました。

家事以外の時間は、せっかく手に入れた自由な時間を無駄にしたくないあまり、とくに用事もないのに平日の街中へ無理にでかけていたり、株のデイトレードに手を出したりしていたように思います。

2年めはのんびり過ごすことができるようになった

その後2年めに入ると、晩ごはんメニューのローテーションを確立し、家事もだいぶ慣れてきて、あまり手間をかけずにできるようになってきました。

また、無駄に出かけなくなったことでのんびり過ごすことが増えて、趣味としてウクレレやオカリナなどの楽器を始めたりしました。

オカリナはわりと大きな音が出るので、ちょっと離れた河川敷まで行っていたこともあり、めんどくさくなってあまりやらなくなってしまいましたが、ウクレレはいまでも続いています。

今年の1月からは英語の勉強も始めて、いまはウクレレと英語が日々の日課になっています。

この2年間は完全無職

経済的な不安はいまのところあまりありません。もちろん余裕があるわけではないので節約を心掛けながら生活していますが、いまのところ当初の計画から大きく外れるようなこともなかったので、あまり不安は持っていないといったところでしょうか。

そんなわけで、この2年間はまったく職に就くことなく暮らしてきました。

想像はしていましたが、働かなくていいという状態がこんなにも素晴らしいものだったのか、という歓びを噛みしめる毎日です。

「頭がからっぽ」で目覚めることの気持ちよさ

とくに朝の目覚めは在職中とは比較にならないくらい素晴らしいです。

在職中は客先対応や業者対応、各種資料作成、問題解決、営業支援、予算管理、納期などなど、常に頭のどこかに仕事のことがあったので、朝起きるときもまずは仕事のことが頭に浮かんでかなり憂鬱な目覚めでした。

いまはほぼ毎日、絶対その日にやらなければならないことがない状態なので、ほとんど頭がからっぽの状態で目が覚めます。

この「頭がからっぽ」というのが最高に気持ちいい目覚めなのです。

在職中は、リタイアしたら自由な時間ができていろいろできていいだろうな、と思っていましたし、実際そのとおりだったのですが、わたしにとってはこの気持ちいい目覚めこそがリタイア後の歓びの象徴のようなものだと感じています。

3年目ものんびり過ごしていきたいと思います。

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