先日うちのテレビのHDDがもうそろそろ寿命が来てるという記事を書きました。
「HDDの電源を入れると登録済みのHDDとして認識されず初期化して登録するか聞いてくる」状態の多発はその後も収まらず、これは交換するしかないとうことで手持ちの使ってないPCに付いていた120GBのSATA HDDに交換しました。
元のHDDにあった録画データは、いつもお世話になっている「REGZA HDD Easy Repair」と同じ作者が開発されたと思われる「REGZA HDD Easy Copy」で交換用HDDにコピーしました。
このツールもUbuntu上で動作するもので、録画番組はもちろん元のHDDのUUIDもコピーしてくれるので、テレビに接続すると元のHDDと同じものとして認識してくれます。
なので、交換用HDDという物理的に元のHDDとは違うHDDをテレビに接続しても、例の「HDDの電源を入れると登録済みのHDDとして認識されず初期化して登録するか聞いてくる」状態にはなりません。
ちなみに、同一HDDとして認識してくれるので、連ドラ予約などの録画先のHDDを変更する必要もないので、録画データがなくてもこのツールを使う価値はあります。
なお、録画データのコピーには500GBで44時間とかけっこうかかるみたいですが、うちは最近録りためるということをやめていて3番組程度のコピーだったので1時間くらいでコピーが終わりました。
今回交換してわかったのは、テレビ接続後の認識時間の違いです。元のHDDは認識するまでに分単位かかるのに対して、交換したHDDは秒単位です。
ときどきHDDとしてはちゃんと認識しているのに録画に失敗していたのは、この起動時間の遅さが原因だったのかもしれません。
以前の記事に書いたように、セクタ問題による「異常」がこの起動時間に関係しているかわかりませんが、物理的になにかまずいことになっていることは間違いないようです。
とりあえずこれでひと安心ですが、交換したHDDをCrystalDiskInfoという元のHDDを「異常」と判定したソフトで「注意」と判定されているので、このHDDの寿命もそう長くないかもしれません。
新たな交換用HDDを準備しておいたほうがよさそうです。