この3連休は国立音楽大学で学園祭をやっていて、今日は天気もいいこともあり午後から出かけたんですが、事前に学祭の特別サイトのスケジュールなどでいまひとつ観たいものがなかったこともあり、途中で予定を変更して国立市でやってる天下市という商工会がやってるわりと大きなイベントに行くことにしました。
とはいえ、天下市の露店などには興味はなく、ステージではバンドとかの音楽ではなくダンス中心、大学通りの歩行者天国のイベントもいまひとつ興味がわかないので、ただブラっと通り抜けてそのあとの予定を考えるつもりでした。
で、国立駅で「50周年特設ミニステージ」の立て看板があり、その先に行くと駐車場みたいなスペースにテントを張って小さなステージがありました。
掲示されてるプログラムによると、EASTステージとWESTステージの2つがあり、EASTは主にダンス系、WESTは音楽系という感じ。わたしが行ったのはWESTで学生くらいの若い人たちがアコースティックギターなどで歌ってるところでした。
アコギで歌ってるのはあまり興味ないなーと思いつつ、プログラムの演目をよく見ると1時間半くらいあとに「ウクレレとオカリナ」「スカ、レゲエ」とあり、これは観てもいいかもと。
まずは「ウクレレとオカリナ」、ガチョウ倶楽部と名乗るウクレレの男性とオカリナとコンパクトな鉄琴を演奏する女性の二人組。
この男性、見たことあるなと思ったら、ご自身で「普段はウクレレ教室をやっている」と言ってたのでおそらく、いまだきよひでさんという方ではないかと。
過去この方のウクレレ教室の発表会でオカリナとの共演を観たことがあるので、オカリナの方はその関係の方ではないかと。
てなわけで、こちらは安定の癒しの演奏で4曲くらいしか演奏しなかったのがもったいないくらい。
次は「スカ、レゲエ」、柴崎カーリング協会と名乗る8人編成のバンド。ふだんは立川でカーリングをやっていていて(?)たまには音楽でもやるかということでバンドもやってると言ってましたが、Facebookを見るとバンド活動のことしか出てないのでカーリングやってないでしょう、きっと。
ベースの人は京王八王子駅近辺でスタジオを経営してるなど一部のメンバーはそれなりに経験がありそうですが全体としては素人色の強い感じ。ただ、積極的にジャズフェスなどに参加してるらしく楽しいバンドでした。
「Over the rainbow」「「上を向いて歩こう」「パプリカ」、あとAORの定番曲とかやってましたが、パプリカ以外は裏打ちリズムでスカ・レゲエアレンジにしてたのはいいですね。
でもやっぱせっかくスカ・レゲエをやるんなら、みんなベースの人みたいにノリノリでやった方がお客さんも全然ノってくれそうな気がするのがもったいない感じ。そこまで余裕はないのかもしれませんが。
JAZZ IN FUCHUとか阿佐谷ジャズストリートみたいな、わりとガチな人たちばかりのイベントはもちろん楽しいですが、たまにはこういうアットホームなのもいいですね。
とりあえず、今回のミニ特設ステージは初めての試みだったそうですが、来年もあることを期待してます。