先週の金曜日の東京MX「ニューウェーブアワー」で「STREET PIANO ~街に置かれたピアノが奏でる偶然の音楽たち~」として、ストリートピアノが取り上げられました。
一応、ストリートピアノということになってますが、収録はこの番組のためだけに特別に屋外(川崎のラ チッタデッラ ビバーチェ)に設置されたピアノ(ヤマハのストリートピアノ全国行脚用:LovePiano 1号機、収録のためなので関係者以外は自由に弾けない)を舞台に、ストリートピアノ界隈で有名なYouTuberの方々が演奏したり、そこに偶然通りかかった体で合奏が始まるというもの。
なので、ストリートピアノとはいいつつ、いままでわたしが見てきた関連の番組、
などの、いわゆる動画投稿などを目的としてないような人々が取り上げられるような番組ではなく、どちらかというとセミプロ的な人たちの世界でした。
この番組のための収録なので、出演者が芝居がかってたり、ドラムセットやマイクやアンプなどの音響施設があったり、都合よくピアニカやサックスやバイオリンなどが次々と飛び入り参加して最後はエレキギターや弦バス、金管楽器なども入った大人数でのセッションというもはやストリートピアノとは関係ない世界が繰り広げられます。
まあ、これはストリートピアノを中心とした街中に音楽があふれる世界を考える番組として見ればいいんでしょうかね。それはそれですばらしいと思います。
ただ、現状としてのストリートピアノは、ドラムセットやマイク、アンプなどがあることはほぼないですし、場所によっては合奏禁止のところもあったりするようなので、この番組みたいなことをそのまま無断でやったらもろもろのトラブル、ひいてはそのストリートピアノが撤去になったりしかねないので、安易にマネしちゃいけないとは思いますが。