先日から部屋の片づけを始めて(最近では不用品のメルカリ処分がメインになりつつありますが)、その片づけの過程でいろいろ昔使ってたものなどを見つけます。
そのひとつが耳掛けイヤホン(パイオニア SE-E03)です。
いまでもパイオニアのサイトにニュースリリースが残っていて1999年の発売だったようです。21年前。
いまでこそ耳掛けイヤホンは多種多様なものがありますが、当時はそれほど種類はなかったような。
いまみたいにそこらじゅうでスマホで音楽を聞いてるような状態ではなかったので、イヤホンの多様性はそれほどなかったということでしょうか。
また、いまはカナル型イヤホンが主流のような気もしますが、むかしはインナーイヤータイプが主流で、わたしの耳はほとんどのインナーイヤータイプはフィットせず付けてもすぐに落ちるという状態。
なので、日々、インナーイヤータイプ以外で安価で良さげなイヤホンを探してたように思います。
そんななか買ったのがこのイヤホンだったのでしょう。
耳掛けといえば、ヘッドホンのイヤーパッド部分に耳掛けクリップがついたやつが一般的だと思います。こういうやつ。
わたしもソニーのコード巻取タイプのやつを持ってました。
いま売ってるこの手のやつは薄くて軽くて安くても音も良さげなやつがありますが、当時のはそうでもなかったような。
そういうわけで、なんとか耳のどこかに引っかかるやつで自分に合うものを物色してたというわけです。
以前の記事にも書いたフィリップスのSBC-HS480、
もそのひとつ。
ただ、どちらも装着感がイマイチだったり、いまひとつ音がしっくりこなかったり、当然、遮音性が低いので電車の中では使えなかったりと、結局ほとんど使わないままお蔵入りになってました。
いまはもう電車にもほとんど乗らないので遮音性はそれほど気にする必要もなく、散歩のBGM用でフィリップスのやつをメインに使ってたんですが、酷使したせいかドライバ部分の根元がゆるゆるになってきました。
てなわけで、いまはこちらの出番が多くなってきてます。
音的には箱の中にスピーカーを置いたようなポコポコした音です。低音もスカスカ。決していい音ではないです。
耳を掛ける部分もちょっとクセがあって、装着しづらくて片手では付けにくい。
以前使わなくなったのもうなずけます。きっと昔の自分はハズレを引いたと思ったことでしょう。
いまはなんだかそういうことにもちょっと寛容になってきたのか、これはこれでいいかとさえ思えるようになってたりするのでした。装着も2ヶ月くらい使ってたら片手でも付けられるようになったし。
今回の片づけで、ほかにも昔買ったMDプレーヤー、MP3プレーヤー、スマホに付属してた未使用のインナーイヤータイプのイヤホンがいくつか見つかっていて、当分イヤホンには苦労しなさそうです。
などと言いつつ、この記事を書くのに引用した広告のクリップヘッドホンが安くてレビュー数も多く高評価で微妙に欲しくなってきたかも…