KOSS Porta Proというヘッドホンを買いました。
昨年の10月に中古でモニターヘッドホン(ATH-M50)を買い、電子ピアノではもちろん、元々は1万円台後半で売られてた私としては高級なヘッドホンで音もいいということもあり、外でiPhoneで音楽聴くときも使ったりと大活躍。
ただ、やはり耳を覆うタイプなので、これからの季節、外で使うのはちょっと暑そうということで物色してました。
耳を覆わないタイプとしては、ATH-M50と同時期に買ったパナソニックの耳掛けヘッドホン(RP-HZ47)があり、それなりに満足してたんですが、やはり一度いい音を知ってしまうともうちょっとなにかないかみたいな。
で、狙ってたのは耳掛けタイプでは安くてわりと評判のいいKOSS KSC75。
価格は2,000円くらいでサクっと買えるレベルですが、最近は急がない買い物は、まずメルカリなどのフリマ系やヤフオクなどを物色していて、できれば1,000円以下で状態のいいやつが出たら買おうかなと思って日々チェックしてました。
ところがこれがなかなか出てこない。
そうやってチェックしてると、このヘッドホンのドライバユニットの元となったヘッドホンKOSS Porta Proがちょくちょく出てきて、気になって調べるとこちらも良さげ。価格も4,000円台とそれほど高くない。
初代ウォークマン付属のヘッドホンを彷彿とさせるレトロな感じ。というか発売から30年以上たっても現役で売られている超ロングセラー商品。
レビューも概ね高評価で、高級ヘッドホンを持ってる人たちも気にいってる様子。
てなわけで買っちゃいました。今回も中古で2,500円くらいで全額ポイント払い。
状態はほとんどキズはなく専用ポーチも付属してる良品。
聴いた第一印象としてはオープン型なのに低音がけっこう出ますな。このあたりは先のRP-HZ47で少し残念だったところなので好印象。
もちろん音の分離とか自然な聞こえ方といった点ではATH-M50が断然いいわけですが、なんかこう音をかたまりとして楽しむという感じでわたしは好きな音です。
耳の上あたりに当てられるパッドのようなものがあり、ネットではこのパッドを軸にしてイヤーパッドを少し浮かすのが正しい使い方という情報も。
そういうふうに装着すると低音が減り高音の抜けが良くなる感じ。こうするとイヤーパッドが耳になるべく接触しないようにすることもできるので、これからの暑い時期にはいいかもです。
さらに、ConfortZoneというイヤーパッドの側圧を調整する機構も付いていて、これをFIRMにすると低音が増えます。
イコライザーとか充実してなかった時代の設計なので、装着方法などで音質を調整できるようにしたんだろうか。
あと、両イヤーパッドの下にフックが付いていて、これを引っ掛けてバンドを締めると直径8cmくらいコンパクトに。
L字プラグってのもiPhoneに挿してポケットに入れてもかさばりにくいので大好物。
最近は外で音楽を聴くときはこれ一択です。